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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

はぁー…仕事終わったー…。

私は葵。この魔法が存在する世界の一つの国「我々国」(通称W国)の補佐官をしている。総統と書記長の親友で、右腕である。

グルッペン

葵ー疲れたんだゾ…。

こいつはグルッペン。一応総統。だけど、少しだらしない…。

はいはい…。頑張った頑張った。

トントン

こらグルさん、葵困っとるやろ…。

こっちは書記長のトントン。書記長だけど総統っぽい。しっかりしてるからね。

…何か二人毒素溜まっとらん?

トントン

そうか…?

グルッペン

仕事が辛いからだゾ。

別にこんぐらいすぐ終わるじゃん…。溜め込むからでしょ。

この世界で魔法が使える人物は、「毒素」が溜まる。毒素とはストレスや負の感情が魔力になったもの。常に使えるわけじゃ無いし、かなり溜まると暴走するから危険。 でも、この二人は珍しい性質をした人物で、普通の人より毒素が溜まりやすい。だからいつも私が魔法で蓄積度とかを調べ、気にかけている。

トントン何徹目?

トントン

5

すぐ寝て来い。仕事は私がやっとく。

グルッペン

俺も寝たいんだゾ…。

グルは…オスマンのとこ行ってお茶会でもしてこい。連絡しておくから。

グルッペン

わかったんだゾ!

トントン

いつもすまんな…。

別にいいよ。他の幹部も居るけど二人が一番危険なんだから、これくらい当然。

ドッカーンッ

…前言撤回。ある意味一番危険。

あの野郎…また爆弾やりやがったな…。

二人はゆっくりしてて。(^^)

二人

お、おう…。

「呼び出し 幹部ゾムはすぐに総統室に来い。3分以内に来なければ、書類を増やす。」

ゾム

来たで。

速いのは助かる。

お前は何で何回も爆弾で訓練場破壊するんだよ。

ゾム

えー…だってつまらないんだもん。

修繕にどれだけ力かかると思ってんだ…。

お前次やったら書類3倍な。

ゾム

しゃーねー…。

わかったなら戻れ。

常日頃訓練をしているのは良いことだ。続ければいい。ただ調子に乗りすぎるな。

ゾム

わかった…//

こんな日々がずっと続くと思ってた。でも…そんなわけが無かった。

っ…

(ダメだ痛い…さすがに雷当てられたら…)

いやいいんだ。

あいつらを守れるならこれで。

毒素の強い二人の右腕兼親友がかっこいい件

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