部屋の電気を消して布団に入る。
レトさんはこの雰囲気が好きらしく
修学旅行みたいだねーなんて はしゃいでいた。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
地元を離れて一人暮らしをしている 俺にとっては
大学で初めて会った人ばかりだ。
でもそれはレトさんも同じはず。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
素でこういうことを言うのが 本当にずるいと思う。
俺だって本当は色々言いたいのに。
仮だとか、そんなもの 取っ払ってしまいたい。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
これは俺の本心。
いつでも一緒にいたいって思うのは 好きだったら普通だと思うし
離れる時間がもったいないとさえ 最近は思うようになっている。
レトルト
レトルト
レトルト
俺があんなこと言うのはお前だけだよって
今すぐにでも言いたいのに。
キヨ。
そんな風に誤魔化すことしかできない。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
真面目にアドバイスをする。
実際のところ、抜けてる男が可愛くて好みって女性も少なくはないと思う。
レトルト
キヨ。
そこでふと考える。
こんな練習に付き合うってことは 誰か好きな人がいるってこと?
その人を振り向かせるために 恋人の真似事までしてるのか?
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
答えを知りたい。
いなかったらこのまま頑張ってみたい。
もしいるならその時は―
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
その人物は誰なんだろうと 聞いてみたいというのもある。
でも知ってしまったら その時俺はどんな気持ちになるんだろう…
期待したいけど不安のほうが大きい。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
困った顔で笑いながら 一息ついて続ける。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
背が高くてカッコよくて優しい人…
レトさんの周りにそんな人いるのだろうか。
と言っても、レトさんの人間関係を 把握しているわけではないので 予想すらできない。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
まだ聞きたいことはたくさんあったけれど
これ以上は多分教えてくれないだろう。
キヨ。
レトルト
TO BE CONTINUED...
コメント
2件
もう付き合っちゃえよ…((((((((((ボソッ