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レトルト

今日はうっしーいないんだね

キヨ。

あいつも俺と同じ時間だからさ

キヨ。

終わるのも遅いし

レトルト

じゃあ帰りは別になるよね

今朝は二人だけだった。

俺とうっしーは3限からで レトさんだけは2限からだ。

それもレトさんより2限分長い。

キヨ。

そうだね

キヨ。

悪いけど、今日は一緒に帰れなそうね

レトルト

待ってたいけど3時間は流石にね…

最近は一緒にいることが多くなっていて それに慣れてしまったのかもしれない。

それが当たり前になりつつあった。

レトルト

今度さ、うっしーも誘って
3人でご飯でも行かない?

キヨ。

おっ、いいじゃん

キヨ。

3人では行ったことなかったな

レトルト

俺らのライン作ってさ

レトルト

色々決めたりできるといいなー

キヨ。

じゃあ後で招待しておくよ

レトルト

ありがとー

講義の合間にレトさんに 会えたらいいなーとか

そんなことを考えながら階段を上がる。

うっしーはもう講義室にいるみたいで まだ時間はあるが俺もそこに 向かうところだった。

女子A

あの…

キヨ。

ん?

知らない人だ。

いきなり声をかけられて驚いたが 何か用があるらしい。

女子A

キヨくん…で合ってますよね?

キヨ。

そうだけど…

キヨ。

えっと…どちら様?

女子A

あっ…ごめんなさい!

女子A

私、Aって言います

女子A

えーと…同じ講義取ってるんですけど…

キヨ。

ごめん俺、記憶にないかも

女子A

大丈夫です

女子A

言いたいことがあって声かけたんですけど

女子A

今大丈夫ですか?

俺と同じ講義を受けていると言うこの女性は一体俺になんの用があるのだろうか。

キヨ。

少しなら時間あるけど

キヨ。

何?

女子A

よかった…!

女子A

あの…私…

レトルト

(あ、あそこにいるのは…キヨくん…)

レトルト

(と…誰だ?)

レトルト

(俺の知らん人がおる…)

キヨ。

ん?

女子A

あの、連絡先教えてもらえますか?

キヨ。

え?俺の?

女子A

はい…

もじもじと恥ずかしそうに言う。

もしかしてこれって…

キヨ。

連絡先だけならいいけど

女子A

ありがとうこざいます!

モテ期が到来した。

女子A

じゃ、また!

そう言って急ぎ足で講義室に向かっていった。

レトルト

(嘘でしょ…)

レトルト

(あんなの絶対告白じゃん)

レトルト

(キヨくん、あの人と付き合うの?)

俺はぼーっとしながら 交換した連絡先を見る。

見覚えのない人だったが 慌てっぷりが少し可愛かったと思う。

嬉しかったけれど 少し複雑な感情が入り混じっていた。

牛沢

遅いぞ

キヨ。

わりぃ

キヨ。

ちょっと捕まってた

牛沢

誰にだよ笑

教室に入ると既にうっしーが座っていた。

その隣に俺も座り 朝のことを少しだけ話す。

キヨ。

俺さ…

キヨ。

女の子に連絡先渡されたわ

牛沢

お前もついに!?

うっしーは目をキラキラさせて 詳しく聞かんとばかりに身を乗り出す。

キヨ。

ついにってなんだよ

キヨ。

困ってるんだけど

牛沢

じゃあなんで受け取ったんだよ…

キヨ。

断るのもかわいそうじゃん?

牛沢

お前ほんと…優しいのか残酷なのか…

牛沢

それ、レトさん知ってるの?

キヨ。

さっきあったことだから言ってないよ

牛沢

ほーん…

牛沢

お前らの関係よく知らんけど

牛沢

どうするかは考えとけよ

キヨ。

相談乗ってくれねーの?

牛沢

やだよめんどくせぇ

キヨ。

うわー連れないなぁ

キヨ。

俺とお前の仲だろ

牛沢

はいきもいー

ハナから応える気はなかったけれど ちょっと気になってはいる。

最近は男とつるむことが多いからか あまり声はかけられなかったが

久しぶりだったので ちょっと嬉しかった。

大学からの帰り道 俺はレトさんにラインをした。

キヨ。

おつかれさまー

朝あったことは言わなくてもいいだろう。

というより、言ったところで だからなんだって感じだし

微妙なリアクションをされそうな気がした。

しかし、いつまで経っても 返信が来ない。

(おかしいな…)

いつもなら遅くても30分以内には 既読がつくはずなのに。

時間的にはそんなに遅くないはずだが 少し気がかりだ。

まぁ、そのうち返ってくるだろう。

そう思い、俺はバイトに向かった。

どうせコンビニ飯なのだから 夜中にでも来るだろうと思って。

TO BE CONTINUED...

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