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それぞれの 夜の過ごし方

氷野夕姫の場合

氷野

………

氷野

………

氷野

やっぱりみんな面白いストーリー書いてるなぁ

氷野

この作者さんの恋愛小説すっごく表現が綺麗で羨ましい…

氷野

この作者さんは知識量が多くて内容が濃いし…

氷野

この作者は会話のテンポが良くって読みやすいし、掛け合いが面白いなぁ…

氷野

うーん…みんな凄い…

氷野

私はまだまだフォロワー数少ないし

氷野

コメントも「イイネ」も少ないけど…

氷野

………

氷野

今は前よりストーリーを考えたり

氷野

書いたりするのは楽しいかな

氷野

ベリトさんのお陰かな?

氷野

あと、タナキエルさんと

氷野

………

氷野

よし!

氷野

続き、書こうかな!

氷野はノートパソコンを開いた。

タナキエルの場合

頼む!あいつを俺と同じに目に遭わせてやってくれ!

タナキエルは煙草の煙をゆっくりと吐く。

あ、あんた、悪魔なんだろ?

それぐらい簡単だろ?

タナキエル

悪魔だけど

タナキエル

なんでも出来るわけじゃないんだよ

だって…さっきはなんでも叶えてやるって…

タナキエル

まぁ…言葉のあやみたいなもんだ

はぁ!?

この嘘つきがっ!!

タナキエル

うるせぇな

タナキエル

誰も出来ないとは言ってないだろ

いや!でも、さっき

何でも出来るわけじゃないって…

タナキエル

現実世界であんたと同じ目に遭わせるのは無理だが

………?

タナキエル

あんたと同じ目に夢の中で遭わせることは出来る

夢の中って…

タナキエル

そう

タナキエル

夢の中でお前と同じように

タナキエル

上司から何度も何度も何度も

タナキエル

罵声を浴びせられるんだ

…………

タナキエル

現実よりもよっぽど恐ろしいだろ?

タナキエル

逃げ場なんてないんだからな

……ほ、本当にそんなことが出来るのか?

タナキエル

出来るとも

タナキエル

ちゃんと対価を払ってくれたらな

タナキエルはニヤリと笑い

煙草を咥えた。

タナキエル

(めちゃくちゃ久しぶりに悪魔っぽいことしてんなぁ…)

ベリトの場合

お願い!

彼との記憶を消してほしいの!

ベリト

……どうして?

だって…

彼を好きにならなければ

こんなツラい思いしなくて済むから

ベリト

彼に振られたんですか?

…いえ

恋人がいるって知ったんです

でも、諦めがつかなくて…それで…

ベリト

彼のことを忘れたい、と

…はい

ベリト

……そっか

…ありがとうございます

ベリト

……

……

ベリト

…ちょっと残したらダメですか?

ど、どうしてですか!?

私は彼の全部を忘れたいんです!

優しく話しかけてくれたことも

私が好きだと言ったお菓子を買って来てくれたことも

私を「可愛い」と言ってくれたことも

全部!

全部忘れたいんです!

ベリト

だけど…

ベリト

全部忘れられた側は…

ベリト

…寂しいんですよ

…っ!

ベリト

次に会ったときに

ベリト

何も覚えていない…

ベリト

貴女に優しくしたことも

ベリト

貴女の大好きなお菓子を上げたことも

ベリト

貴女のことを「可愛い」と言ったことも

ベリト

貴女は忘れていて…

ベリト

でも、彼は覚えているんです

ベリト

それって…

ベリト

とても寂しいことです…

じゃ…

じゃあ!私はどうすればいいっていうの!?

ずっとこのどうにもできない恋心を抱えて

苦しめっていうの!?

ベリトはゆっくりと首を横に振る。

ベリト

だから、少しだけ記憶を残しましょうって

ベリト

提案したんです

ベリト

強く残った記憶は貴女を苦しめますが

ベリト

薄くしか記憶が残っていなければ

ベリト

その苦しみから解放されるはずですから

…本当に?

ベリト

はい

記憶が薄く残っていたら

また、彼を好きになると思うんですが…

ベリト

でも、貴女はもう彼に恋人がいると知っているんです

ベリト

それでも彼を好きになるというのであれば

ベリト

記憶を消しても同じことだと思いますよ

……

…わかりました

それで、お願いします

ベリト

では、失礼して

ベリトは彼女の頭を 軽くポンポンッと叩いた。

??

ベリト

これで明日の朝には

ベリト

彼に対する記憶が薄まっているはずです

…そ、そうですか

ベリト

加えて私のことも忘れていると思いますので

ベリト

気を付けてお帰り下さい

…はい

彼女は少し呆けた顔で踵を返すと

しっかりとした足取りで帰って行った。

ベリト

……

ベリト

…はぁ…

ベリト

……

ベリト

勝手だなぁ、タナキエルは

しかし、そう言った顔はどこか嬉しそうだった。

【完結】そんな夢を見る

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コメント

6

ユーザー
ユーザー

「いいね」の数が下り坂なのでそろそろ終わろうかなぁ

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