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- 紹介 -
・名前:あ・○○ ・年齢:20歳 ・役割:主人公 ・性格:自分に自信がない
・名前:ちょん・ゆの ・年齢:22歳 ・役割:○○の彼氏/アイドル ・性格:普段はめっちゃ優しい
ある昼のこと ——
テレビをつけると、 ニュースがやっていて。
内容が、なんと、
『ATEEZのちょん・ゆのが 婚約発表』
ということだった。
びっくりして、 テレビに近寄って、
まじまじと、 その内容を見る。
おっぱは、 一言もそんなこと 言ってなかったのに・・・
携帯で調べてみると、 批判するコメントが、 たくさん。
『は?無理。』 とか、
『今すぐ、 その婚約者56しに行くわㅋㅋ』 とか。
中には、 私に対してじゃなく、
おっぱに対して、 批判する人もいた。
なんで、 発表したんだろう・・・?
そんなことを考えていると、
昨日、 私が言った言葉を、 思い出した。
『おっぱ、 婚約発表って、 いつするの?』
『早めにした方が いいんじゃないかな?』
と。
おっぱは、 優しいから、
すぐに 発表してくれたんだ。
でも、どうだろう。
おっぱを批判する コメントの方が、
私を批判するコメントより、 多い。
また、私のせいで、 おっぱを傷つけた。
前にも、 こんなことがあった。
私が、朝のアラームを 止めていたせいで、
おっぱが、朝、 遅刻し、
その日は、雨で。
事務所を、 早歩きで、
階段を降りていると、
雨のせいで滑って転け、
手の骨に、 ひびが入ったこともあった。
でも、おっぱは、
『大丈夫。 ○○のせいじゃない。
僕が、階段なんて 走るからだよ、。』
と。
傷つけることしか できない私は、
おっぱの近くに、 居ていいのかな?
私のせいで 傷つくおっぱを、
もう見たくない。
・・・ならもう、
“離れるしかないよね”
そう思い私は、
この家から、 出る準備をした。
——
準備が終わり、私は、
おっぱに、 最後の手紙を書いた。
その隣には、 おっぱから貰った、
婚約指輪を添えて。
涙を拭いながら 書いたから、
ちょっと、 紙が濡れてしまったけど。
○○.
そう言い残して、
私は、この家を 去った。
- ゆの視点 -
🐶ゆの.
婚約発表をし、 帰ってくると。
『おかえり〜!!』 と言い、 早足で近寄ってくる○○が、
今日は、来ない。
不思議に思い、 家中を探す。
- リビング -
最後にたどり着いた リビングには、
僕が○○にあげた 婚約指輪と、
手紙らしきものが、 机に置いてあった。
急いで近寄り、 手紙の内容を見る。
- おっぱへ -
この約2年間、 付き合ってくれて ありがとう。
おっぱと過ごす日々は、 全部が幸せで。
私の、居場所だった。
・・・でも、 居場所だと 思っていたのは、
私だけだったみたいで。
私が、 おっぱを傷つけてた。
あの時骨折したのは、 圧倒的に私のせいだし。
今日だって、。
私の欲望のせいで、
おっぱを批判する コメントが多くて。。
・・・こんな私で、 ごめんなさい。
逃げたりして、 ごめんなさい。
でも、おっぱには、 アイドルとして、
一生懸命、 頑張ってほしい。
おっぱにいいところは、 たくさんあるから。
ずーっと、心の中で、 愛してるよ。おっぱ。
- あ・○○より -
🐶ゆの.
信じられなかった。
○○が、 僕のそばから離れる・・・?
そんなの、 無理だよ。。
○○、。
戻ってきてよ、 僕の元に。
また、笑ってよ・・・
- アイドルとの付き合い。 前編 -
- 終わり -