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玄関を出ようとした瞬間

手を捕まれ体ごと部屋に引き戻された

何が起きたか理解するのは容易かった

結都

きつ、ね?

結都

どうして、

狐が引き寄せたことは直ぐに分かった

が、何故か狐は泣いていた

結都

なんで、泣いてるん?

そんな姿が凄く愛おしく感じているんだから重症だ

、、

情けなくて

結都

思いもよらぬ言葉に固まってしまった

、、、貴女にそのような顔をさせていた事や貴女に言わせてしまったことが情けない

狐の言うことは理解出来なかった

結都

どういう意味、

私は貴女が好きなんです

貴女のことをどしようもなく愛しく思っております

結都

結都

、、涙

結都さん、、セフレではなく恋人という関係になって頂けないでしょうか

体では無く貴女の心が欲しいんです

思いもよらぬ言葉に戸惑いを感じた

結都

き、つね

、、、こんな事言う資格はないでしょうけどね

その言葉を聞くと自分の気持ちに蓋を出来なくなり言葉が溢れ出した

結都

、、私も想いを口に出す資格はないと思ってた

結都

口に出したら終わるから、、今の関係にしがみついて

結都

好きなんて言葉は言ってはいけないと思ってた

私もです

結都

私が恋人でいいの?

貴女がいいんです

あー、想いが通じ合うというのはこんなにも幸せなものなのだと理解した

結都

泣、、ありがとう

結都

大好きだよ狐

2人が恋人になった頃太陽はしっかりと顔を出し優しい光を放っていた

1年半前に見た壊れた月の光などとは違いまっすぐ正しい美しさだった

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