何をやっているのか、 何を言っているのか 分からなかった。
とりあえずリビングに入れて 黒猫を抱きかかえて、話を聞いている。
るとると
るとると
1号
1号
るとると
1号
そこまでしてやらせたいこと……?
るとると
1号
正直この黒猫に被害が出ないのなら 俺はどうなっても良かった。 死ぬ気で守ると決めたから。
るとると
1号
るとると
1号
るとると
1号
るとると
1号
るとると
そりゃぁ…もちろん怖いし嫌だよ 何されるかわからないし、ワンチャン殺されるかもしれない。
るとると
それほど何故かこの子を守りたいと 思ったの。
るとると
1号
るとると
そうしてこのよくわからない変人の 『奴隷』 になった。
ただやることは簡単で ノートを買ってきてとか ただのパシリみたいな存在だった。
1号
るとると
1号
るとると
どうしてなんだろ…? 何をやってるんだろ?
るとると
1号
るとると
逆らうと猫を売り飛ばすと言われている。 そのせいで逆らえない。
黒猫ちゃん
るとると
寂しそうに鳴く黒猫をぎゅっと優しく 抱きしめる。
るとると
急この人の好きな "生茶"を渡して俯く。
1号
…いつも以上に集中している。
るとると
邪魔にならないようにいつものように 洗濯機に服を、入れて洗剤も入れて スタートボタンを押した。
数週間後……
1号
るとると
1号
1号
るとると
1号
"殺してきて。"
るとると
1号
立派な脅しだ。
るとると
1号
るとると
こうは言ったが流石にできるはずがない。
外には出してもらえないけど。 殺すということは外に出れるチャンス なのでは?
そう思い少しテンションが上がった。
次の日
ピーンポーン
チャイムが鳴った。 珍しいなと思い外を出た。
るとると
ドアを少し開けて顔をちらっと出す。
そこには困った顔のお隣さんが居た。
お隣さん
るとると
るとると
緊張しながらも聞いてみる
お隣さん
るとると
ペットとはもちろん…
あの男の子のことだ。
るとると
お隣さん
お隣さん
るとると
誤魔化そうとしてるの?
…俺の周りには怖いやつしかいないのかな
るとると
お隣さん
るとると
お隣さん
少し微笑んで言う。
お隣さん
るとると
汗が額を渡る。
青ざめて震えが止まらない。
前が見えなくなるような。
バレたら…
あの男の子にバレたら…
バレたら…?
……もう、手遅れだよね?
バレる前にこの女の子に俺は殺される。 もしくは連れてかれる。
それなら…もうどうにでもなってしまえ…
……ちょっと、話長くね? …俺の主人に手出さないでくれます?
…あれ?…男の子の声…?…低く聞こえる …あれ…?黒髪…? あの子は茶髪じゃないっけ…?
怖い…怖い…この状況もう…俺死ぬじゃん? 死確じゃん!?
神は俺にどうしろって言うんだよ…
るとると
目が覚めるといつものリビングに居た
猫が俺の上にさん匹で乗っており あの男の子は睨んでこっちを見ている
1号
るとると
1号
るとると
1号
るとると
1号
るとると
1号
るとると
この人には逆らえない。 そーゆールールなの。
続く!!
コメント
2件
なんかこういうの見ちゃいます。めっちゃおもしろいです。