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コメント
6件
emさん頑張って！
続ききちゃ~最高すぎですね…！！！ヾ(*＞∇＜*)ﾉ 続き楽しみにしてます！👍️
em視点
ゾムさんと目が合ったかと思いきや
次の瞬間ゾムさんが 目の前から崩れ落ちていた
頭の痛みで鈍っていたのか すぐ判断できなかった
em
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頭を抑えながら近づく
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必死に私の名前を呼ぶゾムさん
em
em
em
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応答はない
辛いんだろう
ゾムさんのパニック障害は いきなり起きることが多いんだと 言っていた
時間はバラバラ
呼吸困難
胸の痛み
孤独感からの恐怖
寒気
など
それぞれが一気に ゾムさんを蝕もうとしてくる
em
em
自分の頭もだんだんと 重たく痛くなり始めていて 上手く判断ができなくなっていた
em
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手をぎゅっと握り
ゾムさんのポケットを漁る
ゾムさんには前から
いつ起こってもおかしくないから という理由で 薬を常備してもらっていた
em
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いつの間にか 涙が物凄く溢れている
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そう言って
私はゾムさんの口に手を突っ込んで 無理やり薬を飲ます
em
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時間が絶てば絶つほど 私の薬の効果も切れてきていた
外は一向に酷くなるばかり
雨
雷
風
私も最悪な状態だ
em
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ゾムさんをぎゅっと抱えて
お姫様抱っこをする
em
em
自分からも冷や汗が垂れる
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em
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ゾムさんを必死にあやしながら
自分も倒れないように 一歩一歩を踏みしめる
ー医療室ー
em
扉を開けて中に入る
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em
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ふらふらの足を一歩ずつ止めながら ゾムさんをゆっくり下ろす
em
重さが失くなった瞬間に 自分の体がぐらっと揺れた
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私が邪魔だと言うように 何人もの人たちが俺を退かして ゾムさんの周りを囲んだ
em
私は何にも言わずに その場を後にした
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