この作品はいかがでしたか?
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現在、自分は酷く押されている
こいつは、…強すぎる。 なんだ…人間じゃないのか? 機械か何かなのかと思うほど、固く 直ぐに復活する。
何回も自身の体は吹っ飛ばされ、 血だらけのボロボロになって行くが 倒れることは許されない
こいつは、大きな大剣を 振り回し、 先程シャンデリアを壊した。 その破片のガラスが俺の身体中に刺さってしまっている。
チクチクと痛む。
手から血が流れ始める。
何より力が入らない
ジンジンして感覚が鈍くなってきている…、自分の怪我はもう致命傷に近いだろう。それは今回の怪我もあるし、 怪我を隠して医務室に行かなくて自分で縫ったことによる腹の怪我が 再び開いてしまったからにもよる。
…ちゃんと、医務室行っとけばよかった
動けば動くほど、腹から尋常じゃない程の血が流れる。
…ふらり、倒れそうになるが、 体制を整え直ぐに敵に攻撃する
…もう確信してしまった。 この戦いでおれは死ぬかもしれへんってこと…、でも、でもさ、
なんとしてでも、こいつを殺さなきゃいけない。
自分は死んでもいい。けど 俺は此奴を倒して死ぬんや。
…というか、此奴を殺すまで死にきれへん。ロボロをあんなめにした此奴を 倒すまで死にきれへん。
何回も何回も、攻めて 血だらけになる。
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呼吸を整えようとして、 前を向いた時、…前には矢があった。
目の前に矢がある。 避けられる距離でもなかった。
そこからはスローモーションで、 避けたくても避けられなくて
矢はこちらにどんどん迫ってきて、
敵はニヤリと笑ってて、
これを喰らえばまともに動くことさえ困難になるだろう。 頭に直通刺さるのだ。
…こっちが不利になってしまう。
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何故か声だけはだせて、
…ロボロ、ごめん
俺、お前に謝る為に頑張ったけど やっぱ、勝てないわ…
最後に人目、皆の方を見ようと 少し目をそちらに向ける
綺麗な瞳が焦っていた。
危ないッッなんて叫んでた。 というか、…脱獄出来たんやな、 こっちに走ってきとる
…間に合わんよ。
間に合うわけないやん…、w…、 馬鹿やなぁ…。
致命傷…か、おれ死んじゃうんか、
死んじゃうかぁ、…
ごめんグルッペン、 おれ、…死ぬわ。
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時が止まる。
矢は、自分の前に 止まっていた。
焦るみんな、笑う敵。
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お前らが認めてくれて おれを、許してくれたその時は
その時は、
お前らと笑いあって、 …仲間になるそんな未来も 良かったかもしれない。
そんな、日常が、…、
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裏切り裏切られた相手に 殺される。…そんな最悪な、…最高な 死があるだろうか。
死を覚悟して、目をつぶる。
ここまでのは、頭が酷く回って 考えていたこと。 次目を開けた時は、 おれは死んでいるんだろう。
音が鮮明になった。 スローモーションのあの状態から 解除されたんだ。
目の前でガンッと音がする。
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矢は、下に落ちていた。 頭をポンッと強めに撫でられる
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粛清剣で、自分を守ってくれていた
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kn
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辺りを見渡すと、 実験体の子供たちが迫ってきてた
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tn
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剣とナイフを、構える
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「「ハイル・グルッペン!!」」
大きな声が揃う。
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全員が俺の隣に並び、 武器を構える。
ロボロは、少し目を開けていた。 光がともらない瞳で こちらを見つめていた それは頑張ってって言ってるみたいで おれは、武器を強く握り返した
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ギラリ、自分の瞳は 彼の瞳を睨みつけた
コメント
4件
最近コメントしてなくてすんません!!! _○/|_ホンマにすんません!作品は全部読ませてもらってます!今回も最高でした。zmさんが段々とwrwrdに染まってくんが好きすぎる