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敵は大鎌を振り上げている。
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邪魔やなぁ、…攻撃が入らなそう
…それよりも、この体でこの 大鎌を押し返せるか…?
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大鎌を持つ手を銃で狙う ショッピさん。
一気にやるか、… シッマやシャオロン、トントンが 前へ前へと進んで攻撃をしてくれる為 今丁度首に攻撃が当てられそうだ。
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足を早めて、ナイフでその首を あてようとした。 その時、場に合わない爆発音が 室内に響く。
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大きな爆発音が響いた。
瞳を開ける。 ひりひりと、身体中がいたい。
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周りのトントンさん達は全員 倒れていた。 酷い火傷を負っているようだった。
グルッペンや、しんぺいさん、 そしてロボロは遠かった為無事らしい
何やねん、…こいつ、…
どうしたら自分の体から 爆発が出来るようになるんやっ!!?
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俺の方に向かってきて 大鎌を向けてくる
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一気に間合いに入られ、 大鎌を首元に当てられる。
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俺の首からは血がだらだらと 流れ始める。
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フードが落ちて、絶望した俺の瞳が 大鎌に映る
…もう、…ダメだ。 本当にダメかもしれへん、
本当の敗北だ。
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それでも、それでも、
俺は…もう、
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一気に首に力を込められた。
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最後に俺は、ロボロの方を見た。 ロボロも、こっちを見ていた 気がしたから
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俺は何処にいるんだろうか、
何をしているんだろうか
俺は誰なんだろうか
何も分からず、ただ1人。 空の上。
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…何も思えない。何も話したくもない
ただ、…ただ、 薬を投与された期間が長すぎて、 何も考えられなくなってしまった、
何もかも、忘れてしまった。
手を伸ばしたあの人は、… 元気だろうか。
あの人は誰なのか。
姿形、…何も分からない。
ただ、俺は天の上から 自分の事を眺めていた。
あぁ、血を吐いて可哀想。 なんて、人事を思いながら。
自分は、何かの為にずっと待っていた 何かとずっと会いたかった。
その何かでさえ、忘れてしまった 何を考えて、さっき言葉を 零していたのか。
治療している人は、 とある方向を見て絶望していた。 …さっきから俺たちを守ってくれた人が 死にそうなんだ。可哀想に。
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何も思わなかった。
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声が聞こえる方に瞳を向けた。 半透明の誰かがいた。
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なんて言ったの?
分からなかった。
その姿は、俺の目の前にきて ニッコリと優しく笑って 姿を消した。
その瞬間、記憶が流れ込んでくる。
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そうだ、…ゾムだ。 ぞむ、…なんで忘れてたんだ。
俺は、泣き出したい気持ちを抑えて 首元に鎌を当てられてるゾムを 見つめた
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俺が1番守りたかった人、
生意気で、馬鹿で、優しくて 俺の事をずっと、…ずっと、 気にかけてくれた人。
俺の相棒。
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治癒中だろうと、そんなもの 関係ない、自分の心臓のペースが遅くなっていたとしても、俺は…俺はさ、 お前のためなら、出来るよ。
勢いよく立ち上がる。
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黄色の人が、ナイフを渡してくる。
ナイフを持ち、そのまま彼奴の元に 走っていく
天と書かれた面が落ちる。 でもそんなの、関係ない。
ただ、…俺は、
お前を救いたい。 その一心だけだから。
敵の間合いに入り、そのまま背中から ナイフをぶっ刺す。
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ゆったりと、…その場に倒れ込む。
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瞳を閉じた。