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おせん物語

1 - おせん物語

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2020年03月19日

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時は江戸 江戸におせんという娘がいた おせんはおてんばがすぎ、困ったおせんの両親はどこかいい人はおらぬかと考え込んでいた。

おせん

といやー!
おりゃー!
かかってこーい!

吉野

おせんさま!
およしになさってください!
旦那さまがみたらどう思われるか…

おせん

大丈夫よ!吉野!
この通り〜!
…ってあれ?

ぎゃーーーーーーーーーーー

吉野

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…おせんさまーーーーーーーー!

ドタっ!

おせん

いたたたたたた…

吉野

だから言わんこっちゃない!
もう当分お外で遊ぶのはおよしあそばせ。

吉野

吉野は…吉野は…うっ…うっ…

おせん

だっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
わかったわよ…吉野は心配性なんだから。これくらいへっちゃらへっちゃら!

こんなこんなで 見合い相手など誰一人見つからず 長年女の子らしく女の子らしくといってきた両親もお手上げだった…

ある日のこと

おせん

なんかー
家の中にいるのつまんなーい!
そうだわ…お父様に見つからないように。どっかいこ!

吉野

おせんさま〜
ご昼食のご用意ができましたよ〜
ってあら…?

吉野

おせんさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!

どたどたどたどた

吉野

おせんさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!
どこにいるのです!?
おせんさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
…あ!

おせん

へへーん
うまく抜け出せた!
よーしどっか行ってこよう!
大丈夫よー吉野ー♫
日が暮れるときには帰るからーー!
あははははーあはははー♫

吉野

おせんさま“ぁ!

おせんの父

もういい吉野

吉野

ですが…旦那様…
よろしいのですか…?

おせんの父

もうあの子に何をいっても無駄だ。
我々はあの子がただ生きているだけでそれでいいのだ。

吉野

旦那様…

城下町

おせん

あーやっぱり外は気持ちがいいのーう!るるんるんるんるんるんるんるんるん〜❤️❤️❤️
ンフンフ❤️るるん

だ…大名だ”ぁーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…! 大名の行列がくるぞぉぉぉ!

おせん

へ?大名

大名

これ!そこのもの!
なおれなおれ!

おせん

私のこと?

大名

そうだ。
貴様。殿に対してなんたる無礼なそこへ直れ!

おせん

えー

大名

問答無用!
貴様の首討ち取ってくれる!

シャキ! バン!

大名

おおいてて!
なにをしでかすか!
この無礼者!

おせん

なにをするかですって!?
それはこっちのセリフよ!
いきなり少女の体を押さえつけて
刀で襲いかかるだなんて!

大名

なーにーをー?
こうなったら意地でも…

殿

もうよい。

大名

は!ですが殿!

殿

そなた名はなんという?

おせん

おせんよ
おせん!
あんたこそ名前いいなさいよ!
こいつの仲間なんでしょ!

あの子殿様に対してなんてこと 流石の殿様も怒るでしょうね… もうみてられない…

大名

お主。殿に対してなんたる無礼な!

殿

はっっはははっはは
あっぱれあっぱれじゃ!

大名

は…殿?

殿

気に入った!
おせん。われの妃にならぬか?

おせん

妃ってなによ!

大名

殿!このような者に妃になられては

おせん

あらどういうこと?

殿

われと暮らすということじゃ
江戸城でのう。

おせん

じょ…ご冗談を!
わたくし帰ります!
無礼な振る舞い
すみませんでした!
さようなら!

殿

待つのじゃ!



うむ逃げ足の早い娘じゃ

大名

どうなさいますか。殿

殿

娘を。おせんを追うのだ。
あの娘の家を突き止めるのだ!

大名

はっ!

おせん

あーあーなんかなー

吉野

どうなさったのですか?
おせん様。
聞きましたよ!
吉野は大変嘆いております…
おせん様が…お殿様に対し無礼な態度で接したと。
昨夜旦那様から説教を受けてる模様を吉野は聞いておりました。
おせんさま…何事もなかったからよかったものを…あれほど大名さまの行列には注意してほしいって言っています。なぜ分からないのです!?

おせん

吉野それあと。
今それどこじゃないのー
べー

吉野

んまあ!おせんさま!

おせんの父

おい!おせん!

おせん

なんですの?お父様

おせんの父

なんですのじゃない!
お前を追ってお殿様が見えてるのだ…
お前への怒りが収まらぬのだろう…

おせん

え!?
殿様が!
もしかして…

おせんの父

いいからきなさい!

吉野

ああ…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
おせんさま…今度こそ牢獄行きにぃぃぃぃぃ…

おせん

(あの殿様一体どうなさったのかしら?
妃の件よね。きっと。)

おせんの父

おせん!ここだ!
さあ挨拶しなさい!



ああ…お殿様このたびは娘が大変申し訳ございませぬ!ほら!お前も!

おせん

どうもすみませんでした〜

殿

ほうほう…ここがそなたの屋敷か。

おせん

なんのよう

おせんの父

ごらぁ!おせ“ん!

殿

はっはっはは構わぬかまわぬ。
さて。そなたを追ってここへきたのは何故だかわかるな?

おせんの父

娘はどうなるのです?
どうか…命だけは…命だけは…ご勘弁を!

殿

そのことなら心配無用。
われはお前の娘を妃にしたく
ここへやってきたのだからな

おせんの父

え!?おせんをですか!?
とんでもない!

殿

お主まで逆ろうとするとは…
理由はあるのか?

おせんの父

おせんはおてんばがすぎるのです。
殿や周りの迷惑になってしまうでしょう…

殿

お前の娘のおてんばぶりにはわれも参った。しかし我にあそこまで喰らいつく度胸と精神。実に気に入ったのだ。

おせんの父

ありがたきお言葉…とんでもございません…
って…おせ“ん!

おせん

とりゃ!

殿

ほぉ〜おせん
何をしておるのじゃ
楽しそうじゃのう?

おせん

どーしてもわたしを妃にしたいなら
木登りで勝負よ!
ほら!わたしから!
あそこの枝に触った方が勝ち!
行くわよ!

殿

はっははは
われも子供の頃に戻ろうかのう。
懐かしいのう。ほら!

おせん

あ!もうすぐわたしの勝…
あ…

ずどーーーーーーーん… ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…

おせんの父

おせん!

吉野

おせんさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

バサッ! …ガシ!

おせん


殿

…ニヤ…

サササササササ…

殿

木のてっぺんについたぞー!
わしの勝ちじゃー!
はっははははっははは

おせん

あ…あ…

大名

殿危ない!

グシャ! バターン!

殿

いたたたたたた…
これは…

おせんの父

お殿様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
お怪我は!しておられませんか!?

おせん

(わたしのせいだ…
お殿様…わたしのために…?)

殿

ほっほほほ!
見事な遊びじゃ!
よは満足であるぞ!
はっははははっははは

おせん

んは…
あははははははは
うふふふふふふふ!

大名

おせんの父

吉野

まあ…おせんさま…
うふふふふふふふ!

殿とおせんと吉野の笑い声は 屋敷中に響き渡った。

そして

おせん

それではお父様。
お体を大切に
いつまでも御元気で…

おせんの父

ああ…おせん…
体に気をつけるんだぞ…
吉野
おせんを頼む

吉野

はい。お任せくださいませ旦那様

おせん

それではお父様…
さようなら…

殿

もうよいのか?

おせん

ええ…

殿

なら…出発じゃ

おせんと殿は共に城で暮らしたとさ このお話はフィクションです。

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