At
この物語は
Mz
フィクションです
At
はぁ、はぁ…っ
At
なんで無いんだよ、泣
At
なんで…俺から全部を奪うんだっ
遡ること10年前―
At 6歳
まぜっ!
Mz 6歳
なぁに!
At 6歳
きょーから1年生だね!
Mz 6歳
そーだね!
At 6歳
たのしみ?
Mz 6歳
うん!たのしみ!
At 6歳
だよね!
Mz 6歳
ずっと仲良しだよ?
At 6歳
うん!約束!
Mz 6歳
あ!そーだ!
At 6歳
なぁに?
Mz 6歳
たいむかぷせる?って言うの埋めとこ!
At 6歳
なにそれ?
Mz 6歳
んっとね、しょーらいの自分に手紙を書いたり、しょーらいの大切な人に手紙を書いたり、…自分の宝物を入れとくものっ!
At 6歳
おー!たのしそー!
Mz 6歳
でしょっ!やろ~!
At 6歳
いいよ~!
タッタッタ、(走)
At 6歳
ここにしよっ!
Mz 6歳
うん!何埋める?
At 6歳
宝物埋めたいから…まぜっ!
Mz 6歳
え!ダメだよ…俺と会えなくなるよ?
At 6歳
それはやだ…じゃ!お互いに手紙書く!そしてしょーらい開ける!
Mz 6歳
いいね!書こ~!
At 6歳
いぇーい!
At 6歳
約束ね!
Mz 6歳
うん!
At 6歳
ふぅ…埋めれた!ってもう夕方だ!
Mz 6歳
門限っ!
At 6歳
やばいぃ!!
Mz 6歳
走れぇぇ!!
At 6歳
うぉぉぉっ!
こんな日が毎日、続くと思ってた。