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太陽
太陽くんに嘘をついてしまった
それだけで胸がとても痛かった
亜美
亜美
夜
私は喉が乾いたので、ロビーの自販機に来た
亜美
亜美
すると
ガタッ
亜美
太陽
太陽
亜美
亜美
太陽
そう言って笑う太陽くんは
初めて会った時とおなじ
くしゃっとした笑顔で私を見る
月の光に照らされて
もっと太陽くんが綺麗に見える
太陽
亜美
その横顔はとても綺麗で
思わず見とれてしまう
太陽
亜美
部屋に戻った私はドキドキで
なかなか寝付けなかった
助けて
辛い
苦しい
『大丈夫?』
『助けてあげる』
誰かが私を病気から助けてくれる夢
その声に覚えがあった気がした
朝
亜美
太陽
亜美
亜美
起きてすぐ目の前に
太陽くんの顔があった
太陽
亜美
太陽
亜美
唯一私が楽しかったこと
それは太陽くんと喋ることだった
でも引き止めちゃいけない
亜美
亜美
きちんと笑えているか心配だった
太陽
亜美
心臓がドキッとした
太陽
太陽くんは真剣な瞳で私を見つめる
私も!
そう言いたかったけど声が出なかった
太陽
亜美
私はいつしか
太陽くんを
好きになっていた
亜美は俺が病気のことを話すと
少し気まずそうに
苦しい表情を見せる
太陽
亜美
そう言うと嬉しそうに亜美が笑う
俺は亜美の笑った顔が好きだ
その笑顔にどれだけ助けられたか分からない
亜美は俺に隠していることがあるんだと思う。
言わないってことは聞いて欲しくないってことだから聞かないけど
いつか亜美の口から言って欲しい
でも、聞かなきゃよかったって後悔した