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律と直哉の個チャ
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
大学の数ある更衣室の中で
最も使用頻度の低い更衣室
俺はその扉を乱暴に開け放ち
大声で律の名前を叫んだ
ーカタンッー
直哉(ナオヤ)
微かに音がした
俺は音が鳴った方向へと歩を進める
そして、やっと見付けた
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
力なくロッカーに凭れ掛かる律の姿を
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
虚ろな目で俺を見た律は
痛々しい嘲笑を浮かべて悪態を吐いた
どんな鈍感な奴が見ても分かる
乱暴に引きちぎられたシャツ
中途半端に脱げた靴下
強く掴まれた手の跡
床やロッカーに飛び散った血と半透明な液体
目の下に出来た涙の跡
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
律にこんな事をした奴が許せない
律を性の掃き溜めに使った奴を許せない
何も知らず、少しも助ける事が出来なかった自分が許せない
全員殺してやりたい程に怒りが込み上げる
けれど、一番許せないのは
律(リツ)
目の前のこの、にへらと笑う男だった
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
やれやれとこめかみを押さえる律
そんな姿にまた怒りが募る
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
自分の耳を疑った
そんな訳ない
こんな状況で、絶対に有り得ない
それは分かっている
分かっているのに
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
俺は我慢出来なかった
頭の中で何かが切れる音がした
今にも崩れそうな律
俺は、そんな律を...
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
抱き締める事が出来なかった
翌日
直哉は昼まで寝ていた
休日だからってだらしがない
そんなにもデスクワークが嫌だったのか
それとも昨夜の行為で疲れたのか
どちらにせよ、いつまでも寛いでいてもらっては困る
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉はのそっと起き上がる
まだ覚醒しきっていないのか、瞬きをするばかりで動こうとしない
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
フラッとベッドから立ち上がる直哉
その動きに少し違和感を覚える
直哉はいつも寝起き良くないけれど
こんなに怠そうなのは滅多に無い
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉の額に手を当てる
熱は...無いか
一先ず風邪とかでは無さそうだ
けれど、未だにはっきりとしない表情をする直哉
僕は直哉の肩に手を乗せた
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
ードサッー
肩に置いていた手を取られ
少し乱暴にベッドへと押し倒された
いきなり手を引かれて驚いたけれど
巧みな技だと呆れ返る
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉はククッと笑うと、僕を腕の中へと閉じ込めた
恋人の様な甘い時間
こんなもの、僕にはいらない
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉は腕を緩めて解放してくれた
僕はゆっくりと立ち上がる
不思議だな...
何か顔色が良くなっている様に見える
ただの低血圧だったのか、それとも寝起きが最悪すぎたのか
まぁ、直哉が元気そうならそれで良い
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
差し出した手には温もりを与えられず
答える言葉に棘が付いてしまった
僕は少し色付いた顔を隠す為に
さっと台所へ向かった
あの後交わした決まり事
_以外と体の関係を持たない事
お互いに求められたら応じる事
奏多や俊介には付き合っているフリをする事
けれど絶対に
相手を好きにならない事
これが_と__の契約だ
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コメント
5件
胸が痛い…😢
こっちも好きだなぁぁ…最初アイコンがあれでちょっとビックリしたけど…(((( Twitterで言ってたのはそういう事か…(?) とりま好きです、さすがパスタです…()