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#ハーレム
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わあ、もう怒涛の展開……!「続き」の言葉を嬉しそうにからかう湊音くんのギャップにまずやられました。図書室の本棚に追い詰めるシーン、あの距離感と独占欲の吐露がすごく甘くて切なくて……。そこに割って入る虎の「取られたくない」発言には思わず声が出ました。二人の視線が火花を散らすラスト、次が気になりすぎます!
翌日 放課後
昨日の雨の中での出来事が 頭から離れない
虎へのあからさまな嫉妬
「続き、させてくださいね」 っていうあの言葉......
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
トントン、とカウンターが 軽く叩かれた
黒羽 湊音
黒羽 湊音
宇佐美 莉々
そこにいたのは
いつも通りの人懐っこい 笑顔を浮かべた湊音くんだった
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
黒羽 湊音
黒羽 湊音
宇佐美 莉々
からかうように耳元で囁かれて 心臓が跳ね上がる
それから1時間
なんとか仕事に集中 しようとしたけど
手元がおぼつかない
本を棚に戻そうとした その時だった
ずっと横から伸びてきた 長い腕が
私の手の上から 本を押し込んだ
黒羽 湊音
黒羽 湊音
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
慌てて1歩下がろうとしたけど
背中がすぐ後ろの 本棚に当たってしまう
目の前には 湊音くんの体が迫っていた
黒羽 湊音
黒羽 湊音
湊音くんの声から いつもの茶目っ気が消えていく
夕日が湊音くんの瞳を 切なげに照らしていた
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
黒羽 湊音
黒羽 湊音
湊音くんが私の両肩に手を置き じりじりと顔を近づけてくる
湊音くんの甘い匂いと 昨日感じた熱い体温が
狭い空間に満ちていく
黒羽 湊音
黒羽 湊音
宇佐美 莉々
黒羽 湊音
黒羽 湊音
黒羽 湊音
黒羽 湊音
湊音くんの指先が 私の髪にそっと触れ
そのまま耳の後ろを撫でた
黒羽 湊音
黒羽 湊音
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
みんなに人気者の湊音くんが
私の前でだけ 独占欲を出してくる
宇佐美 莉々
黒羽 湊音
黒羽 湊音
そう言うと湊音くんは 私の顎を優しく指先で持ち上げ
ゆっくりと唇を近づけてきた
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
あと数センチで唇が触れ合う その瞬間 ───
(ガララッ
雪宮 虎
雪宮 虎
雪宮 虎
入ってきたのは虎だった
黒羽 湊音
湊音くんは すっと私から離れた
私は慌ててカウンターへ走る
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
雪宮 虎
雪宮 虎
雪宮 虎
虎はそう言って笑ったけど
その目はいつもと違って どこか真剣だった
虎は私の腕を優しく掴むと 湊音くんを真っ直ぐに見つめる
雪宮 虎
雪宮 虎
雪宮 虎
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々
虎の突然の言葉に 私の頭は真っ白になる
そんな私たちの前で湊音くんが ゆっくりと歩み寄ってきた
湊音くんの笑顔は完全に消えて 冷静な男の子の顔になっている
黒羽 湊音
黒羽 湊音
黒羽 湊音
雪宮 虎
雪宮 虎
2人の視線が私の頭上で 激しく火花を散らす
宇佐美 莉々
宇佐美 莉々