TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

とある3人家族が、父方の実家に遊びに行った帰り。 3人はバスに乗っている。

ひまり

パパ、ママ。ひまり、トイレ行きたい

母親

あら、じゃあもう少しまってね。
次のバス停で降りましょう。

父親

それまで我慢できるか?ひまり

ひまり

うん、わかった

そう言って父親が、降車ボタンを押した

父親

次のバス停は……もう着くな。

3人が次のバス停で降りると、 近くのコンビニに寄った。

翌朝、3人は朝食を食べながら ニュースを見ていた。

次のニュースです。 昨晩の19:25頃、 〇〇町を走行中のバスの上に 落石が当たるという事故がありました。 乗客は全員死亡。 この事故は…………

父親

これって……俺達が乗っていた
バスじゃないか…?

父親

あのまま乗っていたら………
あのバス、降りてよかったな…

母親

……あのバスを…降りなければよかった

父親

なっ…!何を言ってるんだ!
あのまま乗っていたら俺達は…!
あっ……

父親

………そう、だな…降りなければ
よかった……

どうも

昨日他の方の話を読んでいたときに、
場面の切り替えが可能と
いうことに気がついたので、
今回から取り入れてみました。
おっちょこちょいの主です

さて、今回の意味怖はいかが
でしたか?

ニュースの部分がおかしくないか
少し不安ですが、
解説に移ります

今回は、最後の母親の、
『バスを降りなければよかった』
という発言です。

普通に考えれば、あのまま
乗っていれば落石事故に巻き込まれ
死亡します。

ですが、この落石事故は
走行中のバスの上に、ちょうど
落石が直撃するという不運な出来事
でしたね。

ここで皆さん、最初の文に注目
してみてください。
ひまりちゃんが、トイレに
行きたいと言って、バスを3人で
降りましたね。

そして父親が降車ボタンを押したのは
バス停に着く直前。(ここは分かり
にくいかもしれません。すいません)
他に降りた乗客はいませんでした。

お分かりですか?

この家族があの時、
バスを降りなければ、あのバスは
落石をまぬがれていたのです

この家族は、この後ずっと、
あの事故が起きたのは自分達の
せいだという、罪の意識を
背負って生きていかなければ
ならなくなったのです。

意味が分かると怖い話

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

151

コメント

9

ユーザー

天才だな

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚