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ある町に、巨大な穴がある。 直径50m程の穴だ。 底は見えない程深く、 ライトを当てても光が底まで 届かない。

〜ある日〜

男性

(さて、今日もここで本を読むか。ここはいつも静かで良いんだよな)

この男性は、その穴の淵に腰をかけて本を読むのが習慣だった。

いつものように本を読んでいると、手を滑らせて穴に本を落としてしまった。

男性

あっ…!……あ〜あ…あれまだ読んでなかったのになぁ………まぁいいか。自分が落ちなかっただけ。

〜数週間後〜

子供A

ねぇねぇ、あの穴、皆で見に行ってみようよ

子供B

えー、でもあそこは危ないから駄目だってお母さんが…

子供A

大丈夫だって!落ちなきゃいいんだよ

穴の付近に来た子供達

子供A

おぉ〜、でか〜…

子供B

危ないよ、そんなに近づいたら…

子供A

大丈夫だってば

その後しばらくその穴の付近で、数人の子供が遊んでいた。

子供C

あっ!

その声に全員が振り返ると、叫んだ少年が穴に落ちていく瞬間だった。

その後、警察やレスキュー隊が少年の救出を試みたが、どこまで降りても底に着かず、捜査は打ち切られた。

その数日後、同じ事故が起きないために、穴の周りには柵が設けられた。

〜数年後〜

全世界が、国同士の争いをやめるという条約を結んだ。

二度と戦争をしないという証拠に、世界中の核兵器を集め、その大穴に捨てた。

数百年後

ある町の空から、一冊の本が落ちてきた。調べてみると、何百年も前の文献だった。

古い書物がとても良い保存状態で発見されたことに、学者たちは大喜びだった。

〜数週間後〜

同じ町の空から、今度は人の骨が降ってきた。

こんにちは

今回の意味が分かると怖い話はいかがでしたか?

早速解説に移りましょう

今回の意味怖は、あの大きな穴がどこに繋がっていたのかが重要ですね。

まず、あの穴に落ちていった物を確認していきましょう。

最初は、本を読んでいた男性が本を

次に、穴の近くで遊んでいた子供。

最後に、全世界の核兵器

それでは、その数百年後のある町の空から降ってきたものはなんでしょう?

数百年前の古い本

人間の白骨死体

お分かりですか?

この後に降ってくるものは……

数百年前のものとはいえ、世界中の核兵器が落ちてきたら、その被害はどれだけの規模のものになるのでしょうか……

~end~

意味が分かると怖い話

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コメント

5

ユーザー

地球がどっかーんですねw

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