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自給自足してるだけのご本人様一切関係なしの小説です。
こちらはチャット小説が好きな方向け用に改変、執筆しております。ただし、作者がノベル形式派の為、少々見づらくなっています。(R-18に関しましては、後日上げるつもりのノベルをご覧ください)
また、短編集と言えるほど、書くつもりはないです。気が向けば書くという形になります。
それでもよろしければ、お読みください。
今回に関しましては、R-15ぐらいの内容になっております。 また、今テーマであります「お酒」に関してですが、作者自身、まだ二十歳を超えていないのでどれぐらいで酔うのかなどの知識はございません。あらかじめご了承ください。
突然だが、俺の目の前で酒を飲んで、でろでろに泥酔しまくっているやつをどうにかして欲しい。
なつぴょん
目の前で片手にビールを持ち、愚痴を吐きまくっているのは、同じアルジャンメンバーのなつぴょん。ちなみに、俺がずっと好意を寄せている相手でもある。
普段こいつは、こんなに泥酔するまで飲むことはないが、この頃忙しくストレスが溜まっていたのか、俺を放って、何本もビールの蓋を開けていた。
瀬戸あさひ
なつぴょん
そう言いながら、また新たなビールをいそいそと開け始める。横に転がる空き缶はすでに10缶を超えていた。
流石にアルコールの摂取量が多すぎるため、ビールを奪い取る。
なつぴょん
瀬戸あさひ
ため息を吐きつつ、そう言うと、なつぴょんは緩くなった頬を膨らませて、いかにも「不満です」という表情を浮かべた。
瀬戸あさひ
なつぴょん
瀬戸あさひ
一度ソファから立ち上がって、空き缶やら、つまみのゴミやらを片付ける。その間、なつはビールを取られた事によってやる事をなくし、先ほどの不機嫌モードはどこへ行ったのか、体を横に揺らしながら上機嫌に歌を歌っていた。
なつぴょん
なんでその歌なんだと苦笑しつつも、中々見ることのできないなつの泥酔っぷりに頬が緩む。
なつぴょん
ぱぱっとゴミを片付け、再びなつの隣に座ったら、なつはふにゃっとした笑顔をしながら
なつぴょん
と365歩のマーチを改変してそう歌って、俺に寄りかかってきたなつ。
あまりにも突然の事すぎて脳が一瞬追いつかなくなったが、状況を理解した瞬間、なつの可愛さに思わず「はぁ?かわ。」と声が出てしまった。
なつぴょん
口が滑ってしまい、やってしまったと思った頃には、なつが俺の顔を不思議そうに見てきていた。
瀬戸あさひ
慌てて言い訳しようとするも、なつが可愛いのは事実であるため、中々口に出せなかった。
俺がしどろもどろになっていると、ぽかんとしていたなつが、急に満面の笑みを浮かべ、
なつぴょん
と少し恥ずかしそうに言った。
誘ってるのか?いや、誘ってるよな? そんなはずがない、なつは酔っ払っているだけ。酔っ払っているだけ...!
と頭の中で、理性と本能が戦う。
なつぴょん
無意識なのか、わざとなのか、なつは蕩けた目をこちらに向けながら、こてんっと首を傾げる。
その姿に、俺の理性はぶちっと音を立てて切れた。
瀬戸あさひ
なつぴょん
驚き、目を点にするなつの顎を持ち上げ、柔らかい唇にそっと触れる。
ほんの一瞬。たったそれだけ。 目の前のなつの顔がぶわっと耳まで赤く染まった。
なつぴょん
なつは間抜けな声をあげて、自分で自分の唇を触った。
瀬戸あさひ
自分でもこんな優しい声が出るんだと驚きつつも、なつの頬を撫でる。
なつぴょん
瀬戸あさひ
なつぴょん
さらっと告白してしまった事に少しだけ後悔しつつも、これはある意味チャンスでもあると思って、困惑しているなつを押し倒し、もう一度唇にかぶりつく。
今度は、顔の向きを変えて、何度も、何度も、キスを落とす。
瀬戸あさひ
俺がそう言うと、なつは素直に聞き入れ、少しだけ口を開けた。その薄く開いた口の隙間から、舌を差し入れる。
なつぴょん
歯列をなぞり、上顎を舐めあげると、なつの身体が微かに震えた。口の中を舌で犯していく。 ぐちゅ、くちゅ、と激しく舌を出し入れした後、ゆっくりと唇を離す。
瀬戸あさひ
なつは少し酸欠状態になったのか、目に涙を浮かべ、肩を上下させて呼吸している。首元まで赤くなったその姿に、俺が我慢できるはずがなかった。
瀬戸あさひ
なつぴょん
瀬戸あさひ
夜はまだ始まったばかりだ。