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22:00から大幅に遅れてしまいました……すみません。理由と致しましては少し手直しをしたのと、TERRORが重すぎて画像がupload出来ず泣く泣く断念、1度データが吹っ飛びかけるなどなどアクシデントがございました……待たせてしまいまして申し訳ありません……m(_ _)m
「星光る空、君の隣を」を最後までご覧いただきありがとうございました!超長編、合計100話、遂に完結しました………!ここまで応援して下さった皆様、本当にありがとうございました! 続編等に関しては重大発表の際に色々とお知らせします。お楽しみに!
2031年
4月7日
都立日向高校
入学式―
入学式後、初の顔合わせ
みなここで同じクラスのメンバーと会う
1部同じ学校から来た人は固まっているが
何せこの科は30人の2クラス
色んな人と見知っておいた方が
後々人間関係的には楽だ
まぁ過去のこともあって
緊張しまくっていた訳だけど……
柚葉
隣の髪を低いツインテールにした
私と同じ真新しい制服を着こなす子
制服が元からそこそこ可愛いのもあり
可愛らしい顔に映えている
いかにもキラキラした子だ……
美空
美空
柚葉
柚葉
柚葉
柚葉
美空
柚葉
柚葉
柚葉
美空
楓
柚葉
柚葉
楓
楓
美空
楓
柚葉
柚葉
柚葉
美空
美空
楓
楓
柚葉
美空
美空
柚葉
美空
美空
美空
楓
柚葉
楓
楓
ショートカットの中の顔が笑顔になったところで
担任が入ってきた
今日はひとまず終わり
みんな写真撮影をしている
普通科の生徒もので
人でごった返しだ
美空
柚葉
楓
楓
楓
柚葉
すっかり打ち解け合っていた
その時
海晴
海晴
美空
美空
海晴
柚葉
楓
訳もわからず手を引かれるままついて行った
少し校舎の裏側に入る
そこで海晴が足を止める
美空
美空
背を向けたまま海晴はなにも喋らない
美空
美空
美空
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
美空
なんだろう
とても怖い
海晴
海晴
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
海晴
美空
今
何かが繋がる感覚がした
これまで人を信じきれなかった
でも海晴だけは、安心できた
信頼できたし、助けて貰えた
その頃から、私もきっと―
美空
美空
美空
美空
海晴
いきなり抱きついてくる
美空
海晴
美空
美空
海晴
名残り惜しそうにその場を後にした
柚葉
柚葉
柚葉
柚葉
美空
柚葉
美空
柚葉
美空
海晴
海晴
海晴
海晴
楓
柚葉
美空
楓
美空
柚葉
柚葉
楓
柚葉
楓
柚葉
美空
楓
柚葉
柚葉
楓
柚葉
5月
普通科の生徒と親睦を深めるため
野外学習体験に来ている
すっかり仲良くなれた
柚葉、楓
更には今野雪奈ちゃんと
ハイキングをしたりした
キャンプファイヤーも
大盛り上がりだった
雪奈
美空
柚葉
柚葉
美空
雪奈
この後は自由に星の観察ができる
行動範囲が広いし、もしかして…
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
あれから色々吹っ切れたのか
すごくベッタリしてくるようになった
美空
柚葉
楓
楓
雪奈
雪奈
美空
美空
海晴
美空
海晴
美空
美空
美空
美空
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
美空
海晴
美空
海晴
海晴
美空
海晴
美空
海晴
海晴
美空
美空
美空
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
美空
美空
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
美空
美空
海晴
海晴
海晴
美空
海晴
美空
美空
美空
海晴
美空
海晴
美空
海晴
海晴
美空
海晴
海晴
海晴
美空
海晴
美空
美空
美空
背中に回った手から伝わっていた
彼の体温がそっと顔をなぞる
ふわりと君の香りがする
とびっきり甘くてどうしようも無い香り
君の体温がそっと首に触れ
………唇に触れた
ずっと長い間
私たちはお互いの体温を共有し合う
そっと離れる温度
キュッと上がった君の口角
私の大好きな笑顔で笑う君
またギュッと抱きつかれる
私も今度は抱き返す
そっと離れかけた彼をたぐり寄せ
ぎゅっと目を閉じて彼に近づく
そして自分の唇を彼のに重ねる
仕返しだよ、ね?
彼は咄嗟に私を抱き寄せる
ずっとこうしていたい
その思いは彼も同じようで
私のことを離してはくれなかった
結局、
先生が呼びに来るまでの間
私達はずっと
星空の下、君との温度を分ち合った
そして、私は思った
ずっと一緒にいたいって
こう思ったのも初めてのこと
まだよく分かんないけど
よろしくね、海晴
愛してるよ
君もずっと、そう思ってくれたらいいな
そう思いながら
私達は抱き合った
言葉にならない思いを抱いて
また、来年も、再来年も
君といたいって思うから
また、星空を見る時は
一緒に、見ようね
いつかまた、
星光る空、君の隣を―
~完~