来夢
キャーッ…
誘拐犯
よいしょ。
車の中に入れられた。
来夢
ん?ここどこ?
誘拐犯
目を覚ましたか。
来夢
あっ。あんた!
来夢
助けて!!
誘拐犯
叫んでも無駄だ。
誘拐犯
飯はあとでやる。
誘拐犯
大人しくしてろ
来夢
はい…
来夢
…よし、いまだ!
来夢
ねぇ、夏菜!
夏菜
どうした?
来夢
今、誘拐されてるの!
夏菜
嘘?
来夢
ホント!
夏菜
ヤバいじゃん!
夏菜
とりあえず、警察呼ぶね!
夏菜
場所は?
来夢
暗くて、わかんない!
夏菜
どんな部屋?
来夢
デーブルとかダンボールがある。
夏菜
そのほかは?
来夢
ない。
夏菜
警察呼んだよ!
来夢
ありがとう!
夏菜
親にも伝わったはず。
来夢
ありがとう。私、一人暮らしだから
来夢
誰も心配してくれないから。
夏菜
ううん。私、めっちゃ心配してるよ!
来夢
ありがとう
来夢
…ヤバい。足音聞こえてきた。
夏菜
気をつけて!
来夢
うん。
誘拐犯
これ食ってろ。
来夢
ありがとうございます。
誘拐犯
大人しくしてろ。
来夢
はい。
来夢
何か、パンと水くれた。
夏菜
何もされなかった?
来夢
うん。
来夢
何か、この部屋臭い。
夏菜
えっ?
来夢
ダンボールかも。
夏菜
見たら?
来夢
ちょっと待って…
夏菜
ん?
来夢
これ死体だ…
夏菜
えっ!こわっ!
来夢
しかも、彼氏だ…何で…
夏菜
彼氏って、やまとだよね。
来夢
うん。
来夢
切断されてる。
来夢
いやだ…
来夢
待って。まだなんかある。
夏菜
何が?
来夢
血の付いた、ナイフだ。
夏菜
もしかして…
来夢
うん。多分、これで。
来夢
あっ。またくる。






