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どのくらい眠っただろうか
体が重くて動けない
目開けたい、まだダニエル…ダニエルは…
レア
目を開けたらそこは病室だった
アーニャ
ヨル
ロイド
レア
ヨル
ロイド
レア
ヨル
ロイド
アーニャ
ロイド
レア
ダニエルが生きてほしいことに必死で貝のことは忘れていた
よく見ると桃色の桜貝だった
レア
私は家族の前で初めて泣いた
ヨル
ロイド
最悪で迎えた二泊三日旅行だった
それから私は毎日泣いて泣いて過ごす日々が続いた。後悔して自分を攻めて引きこもる生活になっていた
ドア越しから
ヨル
レア
ヨル
ロイド
アーニャ
ロイド
大丈夫なわけない
大切な人が…お世話になった人が目の前で死んで大丈夫なわけない
旅館のときにボンドが意味していたことはダニエルの危機だったんだ。私がもっと早く気づいていたらダニエルは助かっていたのかもしれない
何もできなかった私に惨めを感じ更に涙が出てくる
レア
何もかもがどうでもよくなってくる
1週間学校を休むと家にニコとルナが来るようになった
ヨル
余計な心配をさせたくないため体調不良を装った
ルナ
ニコ
2人には申し訳ないけど本当に合わせる顔がなかった
起きてお腹空いたらドアを開けてドア前に置いてあるご飯を食べる。お昼や夕飯もそうしてみんなが寝静まった頃にお風呂に入って寝る
そういう生活が続いた
だらしない生活だとはわかっていても変えるいや、変えようとする思いも失っていた
ダニエルのお葬式も行かずに終わった
レア
そう思ったこともあった
でも目覚めるきっかけになったのは学校に行かなくなってから1ヶ月後のこと
レア
とリビングからの音がしなくなったのを確認し外に出る
ロイド
レア
ロイドさんは起きていた
レア
ロイド
レア
今は深夜の2時を回っているはずだ
レア
ロイド
レア
ロイド
レア
ロイド
レア
ロイド
レア
私の抱えていること
ロイド
レア
レア
ロイド
私は黙ってお風呂場に行った
思えば初めての微親子喧嘩だった