キーンコーンカーンコーン
長くつまらない授業が 終わる合図が鳴り響く
これでやっと 午前の授業が終わった
号令を済ませ、 教科書類をまとめていく
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パパッと筆箱にシャーペンを入れ、 リュックから弁当を取り出す
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りうら達は日によって 食べる場所を変えている
そして今日は中庭だ
🐤と🦊と🐇
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卵焼きを一口頬張る
出汁が効いていて美味しい
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確かに母は料理上手だと思う
どんな料理も絶品だ
だからこそ褒めてもらえると 自分まで嬉しくなる
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確かにここにくる間に たくさん人がいるのを 見かけた気がする…
りうらは一瞬しか見てないから 気づかなかったけど、 女子ばっかりってもしかして…
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どうやらこの様子は ほとけっちは知らないみたいだ
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ほとけっちは噂話などに 基本興味がない
だから今知ったのというにも 納得できる
本人たちがファンクラブの 存在を認知しているのかは 知らないが、 存在しているらしい
確かにないくん達は イケメンで文武両道だと思う
でもファンクラブの人たちは 一体どのくらい ないくん達のことを 知っているんだろうか
りうらだって知り合って 間もないからまだまだ 知らないことも多いと思う
それでも彼女らより 知っていることはあると思う
そう思うと少し優越感を感じた
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どこから出してるのか わからないような声出したり、 いきなり表情が変わったり…
どう考えても挙動不審だ
でも直接聞くのも気が引けて 聞くに聞けないでいる
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これは考えてなかったやつだな…笑
まぁ初兎ちゃんらしいけどw
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初兎ちゃんはあまり 人に興味を持つことはない
だから基本冷めた感じのことが多い
でもたまに仲良くなりたいと 強く思った相手には どんどん距離を詰めていく
りうらたちに対しても 最初は塩対応だった
今じゃこんなに 心開いてくれてるけどねw
あ、でもほとけっちには 最初から興味深々だったな…
何か惹かれるものが あったんだろうな
アニキにも何か 仲良くなりたいと思う 理由があったんだろうな
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時刻はすっかり夕方
僕は今、校門の前で スマホをいじりながら 悠くんを待っとる
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ホンマは20分近く 待っとったけど黙っておく
悠くんも忙しいのに 僕のために 急いで来てくれたんや
余計な心配させたくない
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ちょうどないちゃんたちの こと話題に出たし、 聞いてみるか…
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初兎の言葉に思わず 黙り込む
まさかそんなこと聞かれると 思わんかった
まぁ、そら不審に思われるよな
あんな情緒不安定やったら(((
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ホンマにこの言葉に尽きる
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眉を下げ、 申し訳なさそうな顔をする初兎
その表情になんだか胸が高鳴った
胸が高鳴る…?
なんやその少女漫画みたいな…
こいつはただの後輩や
余計な感情を抱くはずがない
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首を軽く振って思考を切り替える
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どうやら 納得してもらえたようや
ひとまず安心や
実際アイツらは不器用や
平然を装うとすればするほど 素が漏れ出とる
確かに推しを目の前にして 平常心でいられへんのは わかるけど、
あまりに保てなさすぎや
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やっぱりか
ないことまろから初兎は、 りうら達以外を理由に
何かアクションを 起こすことはないって 聞いとったからな
流石全ルート回収しとる だけあって細かいことまで 二人とも覚えとるらしい
ここまで来たら怖いわ()
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勘違い…?
どういうことや?
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俺らの間に優しく風が吹き抜ける
初兎の髪がふわふわと揺れる
透き通った紫の瞳から その言葉が嘘やないことを 直感的に感じ取った
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面と向かって言われると 照れるが素直に嬉しかった
今顔が赤い気がする
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久々にまろたち以外と 一緒に帰ったけど…
たまには悪くないな♪
なんて、本人には 絶対言ってやらんけどw
投稿遅くなってしまいすみません💦
新学期と行事などでバタバタしてました…
次の投稿がいつになるか 分かりませんが、 気長に待っていてくださると 嬉しいです!!
それではおつくらです!
コメント
2件
ふぁ〜〜!好きです(((((((急な告白すみません💦尊いっすね(๑•̀ㅂ•́)و✧その知識全部貰ってもこんな尊いのかけないよ"٩(ー̀ꇴー́)