薔薇の匂いが私の鼻孔をくすぐった気がした。 その感覚に私は目を開けた
紬
目が覚めると 私はベットの上にいた
紬
そう思いながら体を起こして カーテンをゆっくりと開けた
紬
紬
さっきまで夜道に転んでいたはずなのに 今は昼間のベット上。
あまりにも不思議な状況に私の頭混乱していた。
__でも、混乱している中でもはっきりと分かることがある。
この保健室、見覚えがある。 私が高校生のときに通っていた高校の保健室。
なにがなんだか分からなかった。 どうして私はこの高校にいるの、? どうして昼間になっているの?
まるでさっきまでのことが夢だったのではないか と思ってしまうくらい、今は意識がはっきりしている。
謎が多いけどじっとしていてはなにも変わらない。 それはちゃんとわかっていた。
私がドアノブに手を差し伸べ ガチャ、と、扉を開けると、
紬
私の目に映る人物はたしかにそこに立っていて 幻でも幽霊でもなかった。
懐かしい、顔。
自然と涙がツーと、唇まで流れてきた。
紬
冴
紬
…なんで、…なんでなの。
そこにいるはずなのに なぜか冴が遠くにいるように感じた。 さわったら私の手がすうっとすり抜けてしまいそうな感じがして 怖かった。
あんなに会いたくて会いたくて、 もっと話がしたくて、 どうしようもなかった胸の苦しみが 急に私を襲った。
コメント
12件
新作好きすぎます…!名前1ヶ月に一回にしてますがやっぱりゆゆゆさんの作品見るために1週間に1回にします!!めっちゃ好きです!これって過去に戻った感じですよね!?最高です!
あぁ〜!!!何でこんな思いを柚ちゃんがしないといけないの!?幸せぶっ壊した奴マジゆるさねぇ。ゆーちゃんやっと本題に入ってきた感じ!?2人共どうなるんだろ?めっちゃ続き気になる♪( ´θ`)
転生的な!?好き! 冴との距離また近くなって欲しい… 人生をやり直すんだ!!そして次こそ冴と一緒n…(もう止まりません) 続き待ってます〜