テラーノベル
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**はる。@テラノベル** 最終話、読了したわ…!「透明」ってタイトルがめちゃくちゃ刺さった。自分のことを否定して、透明になりたいって思う気持ち、すごく分かる。でも、最後に「透明になる必要なんてなかった」って気づくシーンで泣きそうになったよ。なお兄の「今のもふさんが好きですよ」って台詞、優しすぎるでしょ…!傷は消えなくても、誰かに受け入れてもらえるだけで、ちゃんと歩いていけるんだなって思えた。素敵な物語をありがとう!
あれから、数日が経った
何かが急に変わったわけじゃない 朝になれば学校へ行くし、授業を受ける 誰かと話せば笑うし、嫌な言葉を聞けば少し胸が痛む
傷は、そんな簡単には消えない
でも
前とは少しだけ違った
mf
教室に入ると、いつものように声をかける
もぶ
もぶ
mf
笑う
今度は、無理に作った笑顔じゃなかった
昼休み
もぶ
あの時、言葉を投げかけてきた一人が、少し気まずそうに口を開いた
もぶ
mf
もぶ
もぶ
mf
何も言えなかった
許せるかどうかも、まだ分からない
でも
mf
それだけ伝えた
それで、十分だった
放課後
教室を出ようとしたところで、聞き慣れた声がした
no
振り返る
なお兄が、少しだけ笑っていた
no
mf
並んで歩く
しばらく、何も話さなかった
でも
その沈黙は、前ほど苦しくなかった
mf
no
mf
no
mf
なお兄は少し驚いたように目を瞬かせる
それから、ゆっくり笑った
no
mf
no
mf
no
優しい声
今度は、その優しさから逃げなかった
mf
夕暮れの空を見上げる
雲の向こうから、淡い光が差していた
綺麗だと思った
今度は、ちゃんと
mf
no
mf
少しだけ、怖かった
答えを待つ
no
迷いのない声だった
no
胸の奥が、じんわり温かくなる
あの日
誰かの言葉に傷ついて 自分を否定して 透明になりたいと思った
でも
透明になる必要なんて、なかった
綺麗な色じゃなくてもいい 誰かと同じ色じゃなくてもいい
自分の色で、生きていけばいい
mf
小さく笑う
今度は、ちゃんと笑えた
言葉は時に、心を傷つける
でも
誰かの言葉に救われることだってある
だから
もう少しだけ
自分の言葉を信じてみようと思った
夕焼けの中
二人の影が、並んで伸びていく
その先にある明日が、
少しだけ楽しみになった 〜end〜