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家に帰っても、楓弥からは愁斗の匂いがする。
史記
いや、愁斗に限ってそれはないか。
いや、けどなにをすればこんなに匂いが続くの。
モヤモヤする中、 やっと口を開いた楓弥の言葉は衝撃的なものだった。
楓弥
楓弥
史記
そう言い残してシャワーへ向かおうとするから、 その後を追いかけて楓弥の手首を掴む。
なんで、そんな事平気で言うの。
俺が嫉妬するって分かんない?
メンバー1嫉妬深いって分かってるよね?
俺にそんな事言ってさ。 ただでさえ、俺めっちゃ不安だったのに。
このまま楓弥がいなくなったらどうしようって。
史記
楓弥
史記
そう言えば楓弥の顔が真っ赤に染る。
史記
楓弥は俺の胸に抱きつくと、 顔を埋めたまま耳を真っ赤にした。
楓弥
楓弥を強く抱きしめ返して、 このモヤモヤした気持ちを浄化させる。
相変わらず香水の匂いが邪魔だけど、 この温もりがあるからまだ許せる。