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~夜猫依頼事務所~ 事務員室
月曜日 AM8:50
猫船
事務所の営業開始前、 猫船は郵便受けから 手紙を取り出す。
そこには 夜桜宛の封筒があり、 裏には『朝花より』と 書かれていた。
猫船
夜桜
猫船
夜桜は 手紙を猫船からゆっくりと 奪い取った。
猫船
夜桜
猫船
夜桜
猫船の問いに 答えないまま、夜桜は 手紙を机に置き事務員室を去った。
猫船
猫船
猫船
第36話
『朝花』
AM11:50
猫船
猫船
猫船は 夜桜の机の手紙を じっと見つめ考えていた。
猫船
猫船
ドンッ!
猫船
突然の音に驚いて、 慌てて視線を向ける。
夜桜猫
猫船
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
夜桜猫は 床から立ち上がり、 自身の席に座った。
猫船
夜桜猫
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
猫船
夜桜猫
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
猫船
夜桜猫
猫船
夜桜猫
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
夜桜猫
夜桜猫
猫船
夜桜猫
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
夜桜猫
猫船
夜桜猫
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
夜桜猫
カタンッ!
猫船
夜桜猫
郵便受けの方から 何かが投函された音がした。
猫船
猫船は小走りで 郵便受けのドアを開け 確認した。
そこには 一通の封筒があり、 「朝花より」と書かれていた。
猫船
猫船
バタバタッ!!
猫船は慌ただしく 事務員室を飛び出した。
バタンッ!!
猫船
勢いよく飛び出した猫船は 郵便受けの方に 視線を向ける。
視線の先には驚いた顔をした 女性がおり、 二人は視線が合う。
猫船
猫船は女性の顔を 見て驚く。
なぜなら、 目の前にいる女性は、
夜桜と 同じ顔をしていた。
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
猫船
~夜猫依頼事務所~ 会議室
猫船
猫船は朝花に お茶を出し、 対面するように座る。
猫船
猫船
朝花
夜桜の双子の姉
朝花(ともか)
猫船
朝花
猫船
猫船
猫船
朝花
猫船
朝花
猫船
朝花
猫船
猫船がそういうと、 朝花は少し悲しそうな 表情を浮かべた。
朝花
猫船
朝花
朝花
猫船
朝花
コツッ…コツッ…
ふと廊下の方から 足音が聞こえてきた。
猫船
猫船
朝花
猫船
ガタッ!
猫船
朝花
朝花は席を立ち、 慌てて机の下に隠れた。
猫船
猫船
猫船
コンコンコンッ!
会議室のドアが 3回ノックされた。
猫船
ガチャッ
夜桜
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜猫
猫船
夜桜猫
夜桜猫
猫船
猫船
夜桜
猫船
夜桜
朝花
朝花はゆっくりと 机の下から出てきた。
夜桜猫
猫船
夜桜
朝花
朝花
夜桜
朝花
朝花
夜桜
猫船
夜桜
夜桜
夜桜
夜桜
朝花
猫船
ダッ!
猫船
朝花は突然走り出し、 部屋から出て言ってしまった。
猫船
夜桜
猫船
猫船
夜桜
猫船
猫船
夜桜
猫船
夜桜
夜桜は何も答えず 猫船達に背を向けた。
猫船
夜桜
猫船
ダッダッダッ!
猫船は会議室を出て、 急いで朝花の後を追った。
朝花
朝花は、事務所から 約10mぐらいの地点で 立ち止まっていた。
猫船
朝花
朝花
朝花
朝花
朝花
朝花
朝花
必死に堪えてた 涙が朝花の眼から一気に溢れ、 頬の上を流れていく。
そして、朝花は その場にうずくまり、 泣き始めた。
朝花
猫船
猫船
猫船は 朝花の隣にしゃがんだ。
そして、 朝花の背中をさすり、 彼女が落ち着くのを待つのだった。