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狐宮 弥生

風の音の響くある宮で

狐宮 弥生

プロローグ「社」

狐宮 弥生

きつねみや やよい

神与 響月

かみよ ひびき

風夜 時雨

かざや しぐれ

それはある秋

人気(ひとけ)のない神社での

ある1匹の妖狐と 2人の人間のお話。

狐宮 弥生

んはは、紅葉が綺麗だ

狐宮 弥生

でも、すぐに散ってしまう……

狐宮 弥生

ニンゲンは儚いものに惹かれる運命なのかな。

狐宮 弥生

ニンゲンの命は僕らに比べれば凄く短い。

狐宮 弥生

でも、先祖を残して散っていくんだ…。

狐宮 弥生

……あれ…。

狐宮 弥生

ニンゲンがいる。

狐宮 弥生

……

神与 響月

こっちこっち!

風夜 時雨

はぁ……なんでボクがこんなところまで来なくちゃいけないんだよ……?だいたいほんとに神社なんてあr

神与 響月

い〜からぁ!……あ、ほら!あそこ!

風夜 時雨

話し遮らないでよ……って…ホントにある…。

神与 響月

ね〜!言ったでしょ!

神与 響月

ほら、ここなら紅葉も綺麗だよ!!

狐宮 弥生

(よく見つけたね……。僕のヒミツの場所だったんだけど。)

神与 響月

……あれ?あそこに人がいる!!

狐宮 弥生

なっ……?!

風夜 時雨

……人……か?

狐宮 弥生

……キミ達、よくここが分かったね。

風夜 時雨

……あんた、誰。

狐宮 弥生

まぁまぁそう警戒しないでよ!

狐宮 弥生

僕は狐宮弥生。この神社に住まわせてもらってる妖狐さ。

神与 響月

……アタシは神与響月!

風夜 時雨

あっおい、また警戒もせずに……

神与 響月

大丈夫だよ、この子は!

風夜 時雨

……ボクは風夜時雨。

狐宮 弥生

でも、なんでキミ達はここへ来れたんだい?

神与 響月

なんでって?

風夜 時雨

……あぁ、あの結界のことか?

神与 響月

あ、あれか〜

狐宮 弥生

普通のニンゲンには通れないはずなんだけど……。

風夜 時雨

まぁ、ボク達はそーゆー人だから。

神与 響月

それで済ませないの!

神与 響月

アタシたちはみんなからの依頼で動く、ハンターなんだ!

狐宮 弥生

なるほどね、だから結界の解き方を知ってたんだ。

狐宮 弥生

で、今日ここに来たのは……

神与 響月

紅葉見る為だよ!

狐宮 弥生

……え?

神与 響月

え?だから、紅葉を見るために、ここに来たの!

狐宮 弥生

……はぁ、そっか……

狐宮 弥生

なーんだ、僕を倒しにでも来たのかと……

風夜 時雨

あ?やっぱりなんかしてる?

狐宮 弥生

あぁいや。別に、でもこんな狐耳生やした奴がいたらニンゲンは怖がるかなーって。w

狐宮 弥生

まぁ。それだけなら悪いけど帰ってくれるかい?

神与 響月

えー、なんで?!

狐宮 弥生

ニンゲンとつるんでもいいことがないからね

風夜 時雨

……分かった。帰るぞ響月。

神与 響月

え〜!せっかくここまで来たのに〜!

神与 響月

まあでも、弥生ちゃんが嫌ならしょうがないか……またね〜!

狐宮 弥生

ちょっと、弥生ちゃんってなんだい?!

狐宮 弥生

それにまたねって、もう来なくてい……行っちゃったよ。

狐宮 弥生

また なんていらないよ……。

風の音の響くある宮で

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