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今日は友達の蕗亜と海に来た
蕗亜(ろあ)
綺麗だね
真唯(まい)
そうだね
蕗亜は何があっても顔を見せようとしない
いつも帽子を深く被っている
ﾋｭｰﾋｭｰ
真唯(まい)
風、強いね
蕗亜(ろあ)
ね
蕗亜(ろあ)
……あのさ
真唯(まい)
？
彼女は海の音より大きな声でこういった
蕗亜(ろあ)
私の顔気になる？
蕗亜(ろあ)
貴方になら見せてもいいと思ったの
蕗亜(ろあ)
どう？興味ある？
と
真唯(まい)
見たい!!
彼女の真似をし海の音より大きな声で叫んだ
蕗亜(ろあ)
いいよ
彼女の声と同時に海の音も静かになったような気がした
蕗亜(ろあ)
怖がらないでね
真唯(まい)
怖がらないよ！
蕗亜(ろあ)
……
見せてくれたと思ったが
風で飛んできた砂埃のせいでよく見えなかった
いち早く顔を隠したいのか…
すぐ帽子を深く被ってしまった
蕗亜(ろあ)
ふふっ、また見せてあげるね
真唯(まい)
いつ？
蕗亜(ろあ)
3年後…かな(ﾆｺ
そう彼女はいった
3年後
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｰｯ
彼女はﾀﾋんだ
彼女の顔は
彼女顔はとても綺麗だった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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