次の日
僕は目覚ましをするのを忘れてしまって
遅刻してしまった。
ころん
僕は一生懸命走った。
夢中になって走っていると
後ろから話しかけられた気がした。
僕は後ろを向いた。
さとみ
昨日ぶつかった人に話しかけられた。
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ってことはこの人は2年生か.......
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
確かにまじまじと見ると
顔立ちが整っている。
この人が莉犬くんの.......
そう考えただけで
また胸が痛くなった。
僕は教室に入って
すぐ莉犬くんの席に向かった。
莉犬くんは読書をしていた。
ころん
莉犬くん
ころん
莉犬くん
ころん
莉犬くん
莉犬くんは嬉しそうにしてたけど
僕は何故かまったく嬉しくなかった。
ころん
莉犬くん
ころん
莉犬くん
莉犬くんはウキウキしていた。
僕はモヤモヤした気持ちになった。
るぅと
僕たちの会話に入ってきたのは
僕の運命の相手のるぅとくんだった。
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
なんで僕の名前を知っているのかが
疑問だった。
ころん
るぅと
莉犬くん
ころん
僕はるぅとくんを見た。
顔が整っているし
声も可愛いからモテそうだなぁ
そう思った。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
なんか気まずい
莉犬くん
るぅと
莉犬くん
ころん
るぅと
涙目で言われたら誰も断れないでしょ.......
ころん
るぅと
るぅと
僕はるぅとくんとラインを交換した。
正直
ちゃんと友達として仲良くなれるか
心配でたまらなかった。
お昼休み.......
僕達は普通にお弁当を食べていた。
莉犬くん
莉犬くん
ころん
莉犬くん
ころん
ころん
莉犬くん
莉犬くん
ころん
なんで赤い糸なんか見えるんだよぉ.......
僕は後悔した。
でも今更後悔しても遅かった。
莉犬くんは2年生の教室まで来ていたからだ。
ころん
莉犬くん
そう言いながら莉犬くんは
さとみ先輩を探している。
莉犬くん
そう言って指を指した先には
確かにさとみ先輩がいた。
莉犬くん
ころん
莉犬くん
ころん
僕はさとみ先輩がいる所に向かった。
そして
さとみ先輩の肩を触った。
さとみ先輩はすぐに後ろを向いてくれた。
さとみ
ころん
さとみ
そう言ってさとみ先輩は
さとみ先輩の友達らしき人に
事情を言ったあと
僕のところに向かってきた。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
莉犬くん
僕が言う前に
莉犬くんが目を輝かせて
さとみ先輩に言った。
さとみ
莉犬くん
さとみ先輩と莉犬くんはラインを交換した。
見ていると腹が立ってくる。
さとみ
ころん
本当は交換したかったけど
なぜかそう言ってしまった。
さとみ
さとみ先輩は申し訳なさそうに謝ってきた。
莉犬くん
ころん
本当はさとみ先輩のライン知りたいのに.......
心の中で思っていると
さとみ先輩が僕の頭を撫でてきた。
さとみ
ころん
僕は一瞬で顔が赤くなった。
ころん
さとみ先輩に頭を撫でられると
こんなに顔が熱いのはなんでだろう.......
莉犬くんの方を見ると
莉犬くんは僕のことを睨んでいた。
初めて莉犬くんに恐怖を感じた。
さとみ
そう言ってさとみ先輩は
去って行った。
莉犬くん
莉犬くん
ころん
莉犬くん
ころん
僕は茹でダコのように真っ赤になった。
ころん
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
ころん
莉犬くん
もちろんだよ!
そう言いたいのに
声が出ない
ころん
莉犬くん
言わなきゃ.......
勘違いさせちゃう.......
ころん
莉犬くん
莉犬くん
ころん
今日は特別疲れた気がした。
コメント
27件
りぬくんちょっと黒いの好き(?)
ブクマ失礼しますぅ
え!?桃赤エンド系ですか、?