短 編 集 。

桃赤（赤嫌われ要素○）

ご本人様とは一切関係ありません

ぷい、と顔を背けられる

俺のご飯は、不味いのか、？

結構、練習したんだけどなあ、っ

さおりはパパっ子

俺にはなぜか、懐いてくれない

努力して、料理も頑張ったけど

やっぱり、さおりが好きなのはさとちゃんの味だった。

そのさとちゃんは今、ころちゃんと泊まり込みの撮影

るぅちゃんも着いてってて…

つまり、助っ人はいない

俺もう泣きたい

無理やり、連行してしまった

うー、寒い、もう少し来てくればよかっかな

子供は元気だな〜、

あは、めんど、くさい

自分の子供にさえ、こんな感情を

最低だ、おれ

さおりとさとちゃんがよく行くというファミレス

俺は、全然来たことないけど、笑

もう頭ん中グルグル

さとちゃんがいないと、いつもこうなる

俺のなにがだめだったのか

俺の事きらいなのか

とか、もう

ファミレスの帰り、ずっとぱぱぱぱ、

もう、つらくて

俺じゃだめなのかな、さおりに、好かれない

はなしたい、

ﾌﾟﾂッ

…よし、頑張ろ、！

と、思ったのもつかの間

家に着いたら泣き出しちゃって

俺は家の片付けもせず、夜中まであやし続けた

ようやく寝てくれた。と思ったら

3時に起きてきて、「お腹空いた」と一言

家にあったものはダメで、コンビニまで走った

帰ったら、さおりは寝ていた。

さとちゃんがいた時は、こんな時なかったのに

俺だと不安なのかな、頼りない？

俺だと、…

ああ、だめだ

マイナスなことばかり出てくる

ベッドに入っても、体調は良くならなかったから、寝れなかった

朝起きて、ご飯作って安定の一言

「ぱぱのご飯がいい」

俺は逃げるように

トイレに駆け込んで、鍵を閉めた

吐きたい、吐けない

きもちわるい

つらいよ、さとちゃん

あたま、くらくらする

ドア越しに聞こえる声

かわいいかわいい子供の声ですら、頭に響いてくる

耳がおかしい、まるで耳を塞がれたような

自分の声も頭に響く、痛い、痛い

痛すぎて涙が出てくる、悪化するの分かってるのに

ああ、いたい

俺はドアに寄りかかって、そっと目を閉じた

撮影が終わって、すぐにスタジオを出る

ほんとは、夜中までいようと思ってたんだけど

昨日の電話があったんだ、

あんなかわいい2人に会えないなんてつらすぎる。帰ろう

今回は少し遠出して、都心の方まで行ったからお土産でも、

なんて思って、高めなお菓子を買ってやった

ここのお菓子、りいぬ好きなんだよな

美味しそうに頬張る姿がほんとかわいくて、

今ではスマホの待ち受けだ（3年前から）

早く会いたくなって、足を早めた

ｶﾞﾁｬ

「うぇぇえ、んっ」

ウキウキしていた気持ちが一気になくなった

普段泣かないさおりが泣いている、りいぬはどうした？

俺が居ることに気づくとすぐに寄ってきて

「ままが、ままが」って

電気がついている、りいぬがいるのか、？

ﾄﾞｻッ

ドアを開けると、りいぬが倒れかかってきた

顔を見ると苦しそうで、泣いていた

話しかけても何も反応がない、ずっと泣いている

トイレの中が蒸し暑い、いつからいたんだ、…

ベッドにつくと、謝られた

ｸﾞｲｯ

ｶﾞﾝｯ

いた、あたま、いたい、打った？

涙しか出てこない、俺何してたんだっけ

さとちゃん、？

帰って来たんだ、おかえりって、言ってあげなきゃ

グッと持ち上げられる、あたまいたい

ごめんなさい

さおりにまだご飯食べさせてない、

ハンバーグも、つくれなかった

「ごめんね」と「さおりにご飯あげれてない」

それだけ伝えたら、作りに行ってくれた

情けない、迷惑ばかりかけて

「さおりと仲良くしたい」そう言ったらさとちゃんは苦笑いしてたな

料理ももっと、練習しなきゃ、

おでこと首に冷たいものが触れる

フワッと笑ってくれる、なんか、さとちゃんが居るだけで熱が下がりそう

汗で張り付いた前髪をかき分けてくれる

手、冷たい

モゾ、と布団に入ってくる

ギューっと抱きしめられる

さとちゃんのトクトクという音を聞きながら、眠りについた

500タップ！！！お疲れ様！

テスト近いよ！！！（知らん）

ブクマ一言ください〜🐰♡