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E.3

この手紙を読み終わった途端 私は混乱に陥った

深澤くんが、塾を辞めた、?

アイドルの頃に 私のこと認知してくれてたの?

私のことを、好き、?

深澤くんが?

教え子としてじゃなくて、?

どうして?

私深澤くんを怒らせちゃったのに、

何度も何度も 深澤くんの字を読み返して

何度も何度も この手紙の意味を考える

来年のBLACK GOLDのデビューした日

私が高校を卒業する少し前だ、

それまで深澤くんに気持ちを伝えられないの、?

そう思うとどこか悲しくなるようで、

早くこの気持ちを伝えたいという思いが募っていく

瀬戸内菜美

早く1月にならないかな、

1月22日

BLACK GOLDのデビュー日

私はその日で塾に来るのを最後にすることにした、

深澤くんが来なければ

私の恋には終わりを告げる

それでいいんだ

誰もいない広く静かな自習室で

私はそう言い聞かせた、

数日後

土日、祝日を挟んで休日の気持ちが抜けない火曜日

今度こそ、

私は高橋くんにしっかり気持ちを伝えなきゃ行けない、

たとえそれが酷いことだとしても、

傷つけるくらいなら 決断、けじめはしっかりつける

それが私の父との約束だった

以前より時間は遅いものの

教室には誰もいなかった

つまり一番乗り

また少し落ち着かない時間1人のが続く

高橋恭平

っ、

高橋恭平

はよ、

ガラッと教室の扉を開けて2番目に入ってくる高橋くん

瀬戸内菜美

おはよ、

高橋恭平

おう、

高橋くんは自席につき 鞄から教材を取り出す

瀬戸内菜美

高橋くん、

瀬戸内菜美

その、

瀬戸内菜美

前の返事、しっかりできてないなって、

高橋恭平

え、あ、おう、

瀬戸内菜美

まず、

瀬戸内菜美

告白してくれてありがとう
それにデートも、

瀬戸内菜美

すごく楽しかったし、
海も綺麗だったし、
思い出に残ってる

昨日がんばって頭の中で考えていた言葉を思い出しながら

途切れ途切れに話す

瀬戸内菜美

でも、

瀬戸内菜美

私は高橋くんを好きになれない、

瀬戸内菜美

高橋くんの彼女にはなれない、です

瀬戸内菜美

ごめんなさい

私は振ってる側なのに 何故か目に涙が溜まってくる

お辞儀をして涙が乾くのを待つ、

高橋恭平

ふはっ

瀬戸内菜美

え、?

なんで笑うの?

高橋恭平

そんなことはとうの前から知っとる

高橋恭平

けど、改めて言われたら結構来るな

笑いながら話してくれるけど、

本当は傷ついてる、よね、

申し訳なく感じてしまうけど、

私にはどうすることも出来ない、

どうするのが正解か悩んでいると

高橋恭平

瀬戸内さんのこと好きになれて良かった

高橋恭平

だから、

高橋恭平

瀬戸内さんは好きな人と幸せになって

高橋恭平

泣かされたら俺が許さんし、

強がっているように感じる言葉

でも何故か言葉のひとつひとつに 暖かさを感じた

瀬戸内菜美

ありがとう、

私がそう言うと

高橋恭平

俺は応援してる

そう返してくれる

数秒だけ沈黙が続いたが

高橋恭平

あ、やっべ、

高橋恭平

数学の課題増やされてたの忘れてたわ、

高橋恭平

答え持ってる?

いつもの明るい高橋くんに戻る

瀬戸内菜美

持ってるよ

ありがとう高橋くん

何度も心で呟いた

1月まで

あと5ヶ月

深澤くんが私を忘れないか心配だけど、

私は深澤くんを信じて

この5ヶ月を過ごすことにした

たとえどんな試練があったとしても、

深澤くんの手紙を思い出せば

“深澤くんとすごした1ヶ月と同じようにあっという間にすぎていく”

そんな気がしたか、

最終話まで ❤450以上

ついに最終話です!

最終話は結構長いかもしれないです (まだ書いてないけど)

なのでぜひ ❤連打と感想💬どしどし来るの待ってます❣️

全話のコメント数が14と過去最高を更新しました😲😳 たくさんの方に読んでいただけて嬉しい限りです🤭

こちらの連載の残り1話が終わるまでぜひ応援よろしくお願いします🙇🏻‍♀️

❤きかくの回答編見てください🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺((うるさいうるさい

ー推しが私の“担当”になりましたー

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