主です。
主はワンエン㌠の武道館公演を見て 号泣してました。 (中身の人間はEBiDANが 全体的に好きな人です。)
要人
主です。
潤
凌太
要人
要人
要人
全員
主です。
凌太がいつものように軽く手を振ってきた。
凌太
潤
要人
凌太の背中が小さくなっていく。 少しだけ、胸の奥が静かになるのを感じた。
…ああ、よかった。 あいつ、ちゃんと分かってくれたんだ。 それだけで、 今日はもう十分だったはずなのに――
不意に、隣を歩く潤が俺の手をそっと握った。
要人
思わず足が止まりそうになる。だけど、 潤はいつもみたいに優しい顔で、 何も言わずに手を引いて歩いていく。
俺は…その手を握り返した。 本当は、怖かった。みんなに知られることも、 過去を口にすることも。
でも――潤がいたから、逃げなかった。
要人
声に出した瞬間、胸の奥が熱くなる。 こんなに言葉が苦しいのは 初めてだったかもしれない。
潤
そんなふうに言うから、また泣きそうになる。 俺の気持ちなんて、全部分かってるみたいな顔で、隣にいてくれるから。
要人
立ち止まった潤が、俺の手をぎゅっと握る。
潤
こんなにも温かい言葉を、 俺は何度も潤からもらってきた。
俺は潤を見た。 まっすぐな目で俺のことだけを見てくれてる、 この人を。
要人
俺の言葉に、潤はふっと微笑む。
それだけで、心の奥がじんわりとほどけていく。
繋いだ手を離さないまま、 俺たちはまた歩き出す。
校舎も、夕暮れの空も、 全部が少しだけ柔らかく見えた。
ただ隣に潤がいる。 それだけで、今日が生きやすい日になる―― そんな気がしていた。
主です。
要人
潤
凌太
要人
要人
全員
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