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美空
紫織
2030年、1月8日。
紫織
美空
過去の私なら想像できない
新しい家族と共に過ごした冬休み
これから、楽しい生活を送るはずだった
あの時までは―
美空
3学期になって1週間
始業式の日以来海晴は来ていない
紫織
美空
席替えしても腐れ縁なのか
ずっと隣の海晴の席を見つめる
美空
紫織
紫織
美空
美空
普段の話しかけられる生活に慣れて
海晴が休みだと隣が静かで
なんだか調子が狂ってきそうな気がした
結花
結花
桜
桜
加奈子
美空
加奈子
結花
結花
結花
加奈子
加奈子
結花
美空
普通は驚くだろう
行方不明なんて
きっと警察が今頃捜索している
ならなぜこんな……?
結花
結花
結花
桜
結花
加奈子
美空
結花
結花
結花
結花
結花
桜
桜
加奈子
結花
桜
美空
桜が前に出てきたので驚いた
桜
桜
美空
加奈子
美空
桜
結花
結花
結花
桜
美空
現実離れした話だったけど
十分に有り得そうで、
現実味があって少し怖くなった
美空
舞衣
舞衣
舞衣は私の幼稚園来の友達だ
ちょっとサッパリめの親友
舞衣
舞衣とは少し学校が離れているものの
たまに一緒に遊びに行ったりする
偶然舞衣と街で出会った時があって
最近は結花たちとも面識がある
結花
桜
加奈子
5人で遊びに行くことになり、
冬は日が落ちるのが早いのに
もう今は5時30分だ
これは親に怒られる………
舞衣
プシュー
バスの扉が開く
美空
結花
そんな話をして
プシュー
バスの扉が閉まった
これから起こることを予感させるような、
薄暗いバスの中で―