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テラーノベル(Teller Novel)

余談です。

日和

いつだったか同級生に、

同級生

日和って
おばあちゃんのこと大嫌いだし
めっちゃ愚痴るし
口悪いけど、
モノ扱いはしないよね

日和

と言われたことがあります。

日和

実際この小説のタイトルも
私の嫌いな生き物は祖母です。

日和

です。

日和

よくなんでと聞かれるのでここでは先に言っておくと……

日和

物は故意に害をあたえてこないからですね。これ一択です。

日和

そんな物と祖母を比べたら
物に失礼なので、

日和

祖母のことだけは絶対に
モノ扱いはしません。

日和

ちなみに読書の方には見えないので言っておくと

日和

私今めっちゃ笑顔です😊

日和

それから私も小学校を卒業するまでは一番嫌いな生き物は祖母ではなく、彼奴(G)でした。

日和

ただそれは、人間の方がGよりもタチが悪いことに気づいていなかったからです。我ながら人間として未熟だったと思います。

日和

人間だって家事はしない金も出さないくせに飯は食うようなやつだったらGと一緒なのに。

日和

今私の家は荒れていて、
父が金銭面で母と揉めていて

日和

祖母は何を言おうにも自分をまげない自己中心的なしつこさで私と揉めています。

日和

その点ではアイツと同じ様なものなのですが、

日和

アイツは気にもとめず56せるのに、

日和

人間は56したら罪になる

日和

そう言ったら同級生に

同級生

いつか56しそうで怖いわ

日和

と言われました

日和

でも私には56すどころか殴ることもできない理由があります。

日和

その理由はというと、

日和

「私は物を大切にする」というくせに、よく物に当たるからです。

日和

そして遺伝子というものは変えられないもので、

日和

私と喧嘩したときや、父と喧嘩した時、イラついてる時などに

日和

祖母の実の娘である母もよく物にあたります。

日和

私はその2人の姿をみて、物にだけは当たりたくないと思いました。ですが人がその信念を貫くには理由というものが必要で、私はそれを探しました。

日和

ただ1つ見つかったのは

日和

ものが可哀想だから

日和

それだけでした。

日和

それでもその信念は未だに崩れることを知らず、むしろ少し変な方向に変化しつつあります。

日和

殴るにしても、叩くにしても

日和

その体が好きで動いている訳でもなければ、その口が好きでなにか言っている訳では無いと。

日和

だから殴れば、叩けばこの人は痛みを伴うだろうけど。でもやっぱりこの人の体が可哀想だと。

日和

そもそもこの人の性格がいけないだけで脳さえもこの人に働かされてる程、憐れなのだと。

日和

そもそも、そもそもと考えれば考えるほど自分の気持ちを抑える正当化をする屁理屈を考えていました。

日和

改めて自分の考えを文章にしてみるとおかしいとは思うのですが、習慣とは一度つけると剥がれないもので、私が家族にできる嫌がらせと言ったら

日和

投げてもダメージを追わない靴下を思いっきり投げたり、

日和

一度畳んだ洗濯物をその人の部屋にばら撒くくらいです。

日和

それでも、

日和

たった、たった一度だけ

日和

祖母を殴ろうとおもったことがあります。実はそれも最近のことでした。

日和

それはというと、

日和

…と、続きを話したいところですが、それはまた別の機会にお話します。

日和

ここまでお疲れ様でした。

私の嫌いな生き物は祖母です。

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