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小鳥遊

あっ、はい……

小鳥遊

(そういえば「ヌードモデル」として雇われていたんだった……)

画家

すまないね。僕としては恥ずかしくない場所でやってもらいたいんだけど

小鳥遊

いえ、大丈夫です。お仕事ですから

画家

そう。じゃあ、外に行こうか。

画家

ここなら誰も来なそうだ

小鳥遊

じゃ、準備しますね

小鳥遊

私はその場で服を脱ぎ始めた。

小鳥遊

服は簡単に脱げるような仕掛けがしてあった。

小鳥遊

どうりでス―スーするわけだ。

画家

うん、いいね。解放感があっていい

画家

もっといろんな表情を見せてくれるかい?

小鳥遊

はい……こうでしょうか?

画家

そうだね。そんな感じで頼むよ

一時間後――

画家

ふう、ちょっと休憩にしようか

小鳥遊

はい

小鳥遊

……それにしても、本当に誰もいないんですね

画家

まあね。たまにはこういうところで絵を描きたくなるんだよ

小鳥遊

なるほど……

小鳥遊

確かにふだん見る風景とはまた違った雰囲気を感じる。

小鳥遊

おそとで裸になるのは恥ずかしくてちょっと抵抗があったけど、

小鳥遊

これなら大丈夫そうだ。

小鳥遊

……と、思ってたのに、

小鳥遊

向こうから大きなバスが来るのが見えた。

小鳥遊

あ、あれって村の人が乗ってるバスじゃないですか!?

画家

えっ、そんなはずは……、おかしいな?

続く

がんばれ! モデルさん

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