あれからどれくらい時間が経ったのか
空はすっかり暗くなり
街灯の光が辺りを照らしていた
そこまで長く話していたのに
二人はまだお互いの名前も知らないことに気づいた
松崎陸
松崎陸
浜松イル
松崎陸
浜松イル
浜松イル
松崎陸
浜松イル
松崎陸
浜松イル
松崎陸
浜松イル
松崎陸
松崎陸
浜松イル
学校ではバカにされることはあっても
お礼を言われることなどなかった
圭子にも言えなかった秘密を話せた
こんな自分の話をちゃんと聞いて
理解してくれる人に巡り会えた
それだけでイルは
ほんの少しだけ救われたような気持ちになっていた
松崎陸
松崎陸
浜松イル
浜松イル
浜松イル
松崎陸
松崎陸
浜松イル
松崎陸
松崎陸
浜松イル
松崎陸
松崎陸
浜松イル
イルの言葉に
陸は自分の腕を見つめた
陸はずっと
自分のしていることが理解されるなんて思っていなかった
初めてわかり合える人に巡り会えた
それと同時に
もう絶対にしたくない
そんな気持ちが沸き上がってきていた
松崎陸
松崎陸
浜松イル
松崎陸
川原から10分くらいだろうか?
まず向かったのは陸の家だった
玄関の脇から自転車を出し
松崎陸
浜松イル
松崎陸
浜松イル
松崎陸
イルは緊張しながら
自転車の後ろに座った
松崎陸
松崎陸
浜松イル
背中から伝わる陸の温もりに
イルはドキドキが止まらなかった
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