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翌朝……

冬華(とうか)

…????????????????????

……あれ?私…昨日自分の部屋に……あれ?か、帰って…ない?の?

え、嘘……な、なんで私裸なの?え?え?え?え?え?え?え?え?

え?まじでなんで?

えーっと?ちょっと待って?状況整理ね?

私、昨日、部屋に、帰った……はずなのに?何故か?裸で?隣には?裸の?伯玖君?

……

ヤバい

ただ一言で言えばやばい、チョーやばい、え、何?私昨日何した?記憶ねぇんだが?ワンナイトラブしちゃった系?1夜だけ楽しんじゃった系?なんで?

冬華(とうか)

……σ(((;・ω・;;;)))ダラダラダラ

冬華(とうか)

(…に、逃げるか!そうしよう!逃げよう!現実逃避たっのしー!)

わ、私はね〜、これでねぇ〜お邪魔させていただきました……ん?ちょっと待って?

いや〜、ね?ちょっと不思議に思って……

冬華(とうか)

(体に違和感がない…少なからずとも1夜だけお楽しみしても体とかに違和感はあると思うんだ?ほら、よくあるエロ漫画だと腰が痛いだのなんだの、実際は知らんが)

冬華(とうか)

(でも仮にその「腰が痛い」が本当ならば…なぜ私は今腰が痛くないんだ?)

冬華(とうか)

…(ワンチャン私が酒飲んで暑くて無意識に脱いでた…?)

※酒飲んだ後無意識に脱いでる人だから説あり

冬華(とうか)

……(じゃあなんで伯玖君まで脱いでんだ?私が脱がしたのか?)

冬華(とうか)

(そうだもんなぁ…酔ってる時って「自分もこうだから相手もきっと…」ってなる事が多いもんなぁ……ワンチャンあり…)

…ギリ解決!(多分のおそらく)

冬華(とうか)

(だ、だとしてもいくらなんでもこの格好は恥ずかしすぎる……外には善治先輩とか昴流先輩がいるかもしれん…かと言ってここで着替えるのもなぁ……)

なぁーんて考えていると伯玖先輩の体がモゾモゾと動き私に抱き着いてきた

冬華(とうか)

ビクッ…(す、素肌触れるの苦手なんだよな……引き剥がしてとっとと着替えちゃお…)

普段は服越しにしか触られないせいで素肌を触られるとくすぐったかったりと…個人的に苦手だ……

冬華(とうか)

(とりあえず引きはがそ……無理、くすぐったい…熱がくすぐったい(?))

先輩を引き剥がそうと手を伸ばすと手を掴まれそのまま布団に押し倒された

冬華(とうか)

うなぁ?!

伯玖(はく)

つっかまーえた

冬華(とうか)

怖いからやめてよ伯玖君……

伯玖(はく)

ちゃんと頭守ってるだろ?

冬華(とうか)

嬉しいけども…こんな風に女の子押し倒したらめんどくさい子に絡まれるよ?

伯玖(はく)

俺が押し倒すのはアンタだけだよ、冬華

冬華(とうか)

嬉しいのか嬉しくないのかわかんね〜

伯玖(はく)

俺もわかんね

冬華(とうか)

シバくぞ‪💢

伯玖(はく)

……そういえば…昨日あんたに脱がされたんだった……

あたってたぁー!!

冬華(とうか)

過去の私がすまん……

冬華(とうか)

(よく見ると腹筋とか…あるんだな……)

自然と…お腹や腕を見てしまい恥ずかしくなったのか伯玖君が「み、見られると恥ずかしいんだけど?」と少し照れながら言い放った

冬華(とうか)

え、ぁ…ご、ごめん……見すぎた…///

何故かこっちまで恥ずかしくなり顔を赤くさせながら顔を逸らす

伯玖(はく)

なんでお前さんまで照れるんだよ…///

冬華(とうか)

い、言われて気づくもんでしょ!///

普段なら絶対にない自分の感情に驚き、顔を見られたくないから「は、早くどいて」と退くのを急かす

伯玖(はく)

…お前さんその顔誰にも見せんなよ?

冬華(とうか)

は、はぁ?何でよ

伯玖(はく)

いや?可愛すぎて襲われるから笑

冬華(とうか)

んなッ///(クッソ…本調子に戻んね…///)

伯玖(はく)

んじゃ、俺水持ってくるからチャチャッと着替えちゃえなさいよ

冬華(とうか)

は、はぁーい…///

伯玖君はそそくさと退きそそくさと部屋から出て私一人だけ取り残された

冬華(とうか)

うぅ〜〜///(顔あっつ…///見られたくねぇ……///)

伯玖視点

伯玖(はく)

はぁ〜……///

伯玖(はく)

(あいつ可愛すぎだろ…///)

伯玖(はく)

(じゃねぇわ…あいつに照れるって感情あるのにも驚きだわ……無意識に封印している…とかか?)

伯玖(はく)

……誰にも見せたくねぇ…

昴流(すばる)

何をですか?

伯玖(はく)

ビクッ!

昴流(すばる)

す、すみません……笑驚かせるつもりは無かったんです笑

伯玖(はく)

あ、悪意あるだろゼッテェ…

昴流(すばる)

それで?その様な格好でここをウロウロするなんて珍しいですし…さっき「見せたくない」なんて呟いてどうしたんです?

伯玖(はく)

この格好なのは昨日冬華に服を引き剥がされたんだよ…冬華は酔ったら他人の服と自分の服を引き剥がす趣味でもあるのか?

昴流(すばる)

そ、それは分かりかねますが………………

伯玖(はく)

どうしたんだ?黙りこくって

昴流(すばる)

…さっき……自分の服も…と言ってましたよね?

伯玖(はく)

え?まぁ……

昴流(すばる)

てことは彼女は今……何も着ていないと?

伯玖(はく)

いや?下着だけ

昴流(すばる)

あ、あなたと言う人は!///な、なぜ服を着せてあげようという結論に至らなかったのですか!///

伯玖(はく)

い、いやぁ…その……アイツって素肌触られるのが嫌なのか知らんけどさ…服着せようとしたら…さ?その……こ、声が…///

昨晩

冬華(とうか)

んへぇ…はくくんもあついでしょ〜?脱がせてあげる〜

伯玖(はく)

ちょ、待て待て!俺はいい!俺はいいから!

冬華(とうか)

んぅ〜?とうかちゃんあついからぁ…はくくんもあついはずなのー!!!

伯玖(はく)

「はず」で俺の服を脱がせるんじゃねぇよ!

冬華(とうか)

んぅ…いやぁ?

伯玖(はく)

うぐッ…(か、可愛いッ…だが!ここで負ける訳には_)

数分後

伯玖(はく)

ま、負けちまった…なんなら寝やがったこいつ……

この時は俺も酒で酔ってたし…服着る元気とかなかったから「せめてコイツだけでも…」って思って服を着せようとしたんだよ……

伯玖(はく)

(今でさえ大変なのに…余計なことを……)

せめてシャツだけでもって思ってたんだよ……でもさ?俺だって男じゃん?目の前に好きな女性が居たらさ?1ぷに位するだろ?

ていうかしたんだよ、マジで変なとこ触ったらすぐに噛みつかれそうだから適当にお腹当たりを確か触ったんだよ(殴られたりしてないから胸とかじゃないはず…)

伯玖(はく)

…プニプニ

ただ何となく…興味本位だったんだ

触ったら…

冬華(とうか)

んッ…///ふぁ…///

伯玖(はく)

!?///

そんな声出されたら怖いだろ?なんつーか…良くないこと?してる気分でさ…もう変に触れないなってなって…俺はズボンだけ履いて寝たんだ

昴流(すばる)

それは…確かにあれですね……さ、触れないですね…

伯玖(はく)

俺悪くないだろ?

昴流(すばる)

う、うーん……

伯玖(はく)

下手したら襲ってたかもしれないぞ?

昴流(すばる)

よ、よく我慢しました!

伯玖(はく)

本当…あいつには困ったもんだ……

昴流(すばる)

今日がお休みで良かったですね…

伯玖(はく)

二日酔いにはなってないけど…

そんな風に話し込んでいると…襖が開きそこには冬華がいた

冬華(とうか)

伯玖君?なかなか帰って来なかったから来たんだけど……

伯玖(はく)

あ〜、ごめんごめん笑

冬華(とうか)

お水…

伯玖(はく)

はいはい笑

冬華に水の入ったコップを渡すと両手でコップを持ちゆっくりと飲み始めた

冬華(とうか)

ゴクッ…ゴクッ…

水を飲み落ち着いたのか俺の膝にちょこんと座って来た

冬華(とうか)

ん〜…スリスリ

伯玖(はく)

め、珍しいな?まだ酒残ってるのか?ヨシヨシ

冬華(とうか)

わかんなぁい…でもすっごい甘えたい気分……離れちゃヤダ…

伯玖(はく)

(さっきまでケロッとしてたのに…)

昴流(すばる)

おはようございます、冬華さん

冬華(とうか)

ん〜…おはよぉございます♪

冬華は俺から離れ昴流さんに抱き着いた

昴流(すばる)

わわッ笑

伯玖(はく)

あれ…

昴流(すばる)

どうしました?

冬華が離れて気付いたが…冬華の頭と下半身に動物の1部…耳としっぽが生えていた

伯玖(はく)

いや、頭…

昴流(すばる)

ん?あれ…珍しいですね?スティグマ使いましたか?

冬華(とうか)

ん〜…?使ってないです〜スリスリ

伯玖(はく)

…てことは無意識か……

伯玖(はく)

にしてもな…なんかあったか?

玲音(れお)

さぁ…?お酒を飲んでストレスの器が崩壊した……とか?

伯玖(はく)

有り得そう…尚更休みで良かったな笑

冬華(とうか)

ん〜…♥ゴロゴロ

昴流(すばる)

の、喉まで鳴らしてますよ!?

伯玖(はく)

暫くは甘やかしタイムだな笑

新人グールは忙しい(東ディバ)

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