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あおゆう

12 - 《12》小学2年生・冬

♥

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2023年04月16日

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夏が終わっても、遥輝は頑張って、一生懸命生きていた。

体も限界に近づいてきているはずなのに、僕達の前ではずっと、強がって元気でいた。

そんな、まだ幼かった僕はどれだけ遥輝が苦しんでいたのかも知らずに、、

僕は。優雪は、遥輝がどこか遠くに行ってしまうなんて考えていなかったんだ。

ガチャ

葵海

失礼しまーす

優雪

しまーす

遥輝

んっ、

遥輝

あお、ゆうー!

葵海

やっほぉ

優雪

やっほー

遥輝

あお元気ないけど、どうした?

葵海

そ、それがぁ、、

優雪

お母さんとお父さん最近、もっと仲が悪くなっちゃったらしくて…

葵海

うん…。

遥輝

そっか、、

葵海

お母さん、怖いしお父さんは、全然帰って来ないし……、

遥輝

何もされてないんだよね…??

葵海

……。

優雪

あお…、。

葵海

お、母さんに……、ケホッ…

遥輝

ゆっくり、ゆっくりでいいから…

遥輝

話して、くれる…?

葵海

うん…。

葵海

お母さんが、最近僕に対して、無視するようになったり、話してたら機嫌が悪くなって……

葵海

ご飯が、なかったり……して、、

遥輝

あお…

遥輝

守れなくて、ごめん……。

遥輝

ごめん…、

優雪

僕も、守れなくてごめん…。

葵海

えっと、、
………。

葵海

そうやって思ってくれるだけで嬉しいから………

遥輝

あお…

優雪

うん……。

葵海

でも、僕はお母さんの事大好きだよ…

遥輝

なんで…?

優雪

え?

葵海

だって、昔は可愛がってくれてたし今だって2人とも喧嘩してて止められないけど、また、幸せになれるって信じてるから…

優雪

あお。

遥輝

あお…

葵海

(*^-^*)ゞテヘヘ

葵海

なんか、ごめんね💦

葵海

こんな、暗い話になっちゃって…

遥輝

いや、全然大丈夫だよ!

優雪

うん!

遥輝

いつだって話聞いてやるし、俺らあおのこと、大好きだから😄

優雪

うんうん!

葵海

二人とも…

葵海

ありがとう(>︿<。)

優雪

(´∀`*)

遥輝

もおー、また泣く~

葵海

だって、そんな嬉しいこと言うから…
(>︿<。)

優雪

可愛いなぁ☺️ ボソッ

葵海

優雪

あっ、なんでもないよ??

葵海

え~、何か言ってたー!

葵海

言ってたよね?はるちゃん!

遥輝

えっ!?聞いてなかった💦

葵海

え~

遥輝

o(*^▽^*)oあはっ♪

葵海

何、急に!?

優雪

えっ?

遥輝

だって、こんな日々が俺にとっては幸せなんだなーって。

遥輝

楽しいなって…

優雪

そうだね、はる…

葵海

えっ?どういう意味~??

遥輝

まだ、分からなくていいよ☺️

葵海

何それ~

優雪

ひ・み・つ

葵海

もぉ~

そんなこんなで、楽しい日々は続くはずだった…

1月、遥輝の体調が悪化した。

ガチャ

葵海

失礼します(*・ω・)*_ _)ペコリ

優雪

しま~すm(_ _)m

遥輝の親

遥輝!?

遥輝の親

大丈夫だよ!

遥輝の親

しっかり…

遥輝の親

頑張って!

遥輝の親

お願いだから…

遥輝の親

死なないで……、

葵海

えっ…?

優雪

なん、で……。

病院の先生

酸素マスク!

病院の先生

早く、、!

病院の先生

はいっ…!

病院の先生

( ; ゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; )

葵海

なん、で……。

遥輝の親

遥輝!

遥輝の親

頑張るんだ!

遥輝の親

お願い………、、

病院の先生

君たち、今はこの部屋に入ってはダメです。

葵海

…。

優雪

……。

病院の先生

出てください…。

この時、あまりのショックで何も出来なかった

ただ、立ち止まることしか…

こんな、姿見たのは初めてで…

夢なら…とずっと思っていた

でも、それは現実で…

その後、やっとの事で部屋を出たあと、僕は足に力が入らずその場に座ってしまった

泣き崩れて、何も出来なかった僕が嫌になって……

葵海

はるちゃんっ、、!

葵海

はるちゃんっ……。

優雪

大丈夫、大丈夫。

優雪

あお、大丈夫だから、。

優雪

落ちついて…

葵海

はるちゃんっ!……なん、で……。

葵海

はるちゃん……。

葵海

ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ..

優雪

あお、落ちついて…

優雪

……。

葵海

んんっ、、はる、ちゃん……!

優雪

大丈夫。大丈夫、はるなら大丈夫。

葵海

やだよぉ、、。

優雪

………はるっ。((ボソッ…

その時も、優雪が僕をずっと大丈夫。大丈夫。という言葉を、何度も何度も繰り返して……

ずっとそばにいてくれた……。

優雪も、絶対に悲しくて、怖くて、、、そんな気持ちだったはずなのに……

僕のために、強がって大丈夫って言ってくれて……

その時の、優雪の存在はすごく大きかった

ー1週間後ー

遥輝は、奇跡的に意識を取り戻した…

すごく嬉しくて…

すぐに会いたかったけど、会うのはダメだと言われ…

会えなかった…

でも、どうしても会いたくて…

優雪のおじいちゃんに許可をとって、遥輝の部屋に入れる事になった。

以上!

第12話!

今回は本当に死んでしまうのか…と思ったけど何とか乗り切りましたね😄

良かった🤗

この後のお話が気になりますねぇ~

またまた、

ハッピーエンドか!

バットエンドか!

どちらでしょうか😄

では╰(*´︶`*)♡

また、次回でお会いしましょう~🍃

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