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サカナ
サカナ
サカナ
サカナ
サカナ
日帝
あのような出来事が起こってから1週間
私は未だ理解できていない部分が多い
私の体質…
それは大日本帝国憲法がないのに、肉体だけで生きていることだろうか
わからない
日帝
今日は土曜か…
日帝
かつての友人とも行ったキャンプ場で、今度は子供たちと遊ぼう
たまの気分転換は必要だ
日帝
日帝
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽんは海軍に似て活発だ
きっと楽しんでくれるだろう
日帝
日帝
日帝
にゃぽん
にゃぽん
ギュッと抱きついてくるにゃぽん
日帝
日帝
日帝
にゃぽん
日帝
日本
活発なにゃぽんと違い、日本は外が嫌いなインドア派?だ
そういえば、航空隊もあまり外に出たがる方ではなかった
親子そっくりだな…
日帝
日帝
日本
日帝
日帝
日本
日本は大人しい
が、食に関してはこの私が引くほどに細かく、非常によく食べるのだ
一体どこに吸収されているのか、 あの駅と同じくらい不可解な体型だ
日帝
日本
日本
日帝
日帝
日本
日本
日帝
日帝
日本
日本
30分後
思ったよりも早く、2人は居間に降りてきた
にゃぽん
日本
にゃぽん
日帝
日帝
久々の外出に盛り上がる2人を治めつつ、私も鞄の中を見ておく
にゃぽん
日本
日帝
日帝
日本・にゃぽん
日帝
にゃぽん
日本
日帝
日帝
日本
日帝
正直、気分転換できればなんでもよかったからだ
ワクワクしていた息子たちには申し訳ないが、もしかするとばーべきゅう?も怪しいかもしれない
にゃぽん
日本
日帝
日帝
日本
にゃぽん
日本
にゃぽん
日帝
やはり、家族との時間はいいものだ
あんな悍ましい出来事も忘れられる
日帝
日本
にゃぽん
日帝
日本
そう言った直後のことだ
日帝
キィィィ!!
にゃぽん
日本
目の前に白い何かが飛び出し、慌ててハンドルを切ってしまった
日帝
私は慌てて急ブレーキをかけながら、2人にどこかへ掴まるよう指示する
にゃぽん
日本
日帝
車はガサガサと音を立てながら、そのまま下り坂へと一直線だった
幸いなことに、平坦な場所で車は止まった
日帝
日本
にゃぽん
日帝
日帝
日本
日帝
にゃぽん
日本
日本
何かが妙だ
そう思ったが、口にはしなかった
あのようなことがあった手前、余計なことを言いたくなかったのだ
日帝
日帝
にゃぽん
日本
日帝
そう言ってエンジンをかけようとした
日帝
日本
日帝
何度かけようとしても、車は動こうとしなかった
にゃぽん
日本
日帝
長らく乗り続けていた車なので、非常残念だ
しかし、壊れたものは仕方がない
日帝
日帝
日帝
にゃぽん
にゃぽん
日本
不甲斐ないな…
楽しませるどころか、こんなことになるとは
日帝
日帝
日本
にゃぽん
日帝
キャンプをする予定だったため、寝袋で寝ることはできる
しかし、限られた空間に3人で寝るのは少し狭い
日帝
眠る日本たちの頭を撫で、私も眠ろうと目を閉じた
テン…ソウ…メツ…
日帝
テン…ソウ…メツ…
日帝
テン…ソウ…メツ…
まさか太鼓や鈴の音ではあるまいな、と少し恐々としつつ、私は目を凝らした
テン…ソウ…メツ…
日帝
あぁ、どうしてこう運が悪いのか
少し遠くに、えらく不気味な白い物体?生物?がいた
テン…ソウ…メツ…
それは少しずつ近づいてくる
明らかにこの世のものではない
私は咄嗟に刀に手をかけた
日帝
そいつが切れるものかどうかすらもわからない
そうでもしなければ発狂しそうだった
テン…ソウ…メツ…
日帝
何か不気味であるが、もしかすると山神のようなものかもしれない
何も危害を加えないのなら…と、私は警戒しながらも刀を下ろす
テン…ソウ…メツ…
声がやたらと大きく聞こえ、にゃぽんの寝ている後部座席側へ顔を向けた
そいつはまだいた
にゃぽんを見つめながら、形容し難い不気味な顔で笑っている
日帝
何かするならぶち○す
その覚悟だったが、
大声を出すとそいつは消え、にゃぽんが跳ね起きた
日帝
隣の日本も、呻き声を上げながら起きようとしていた
日帝
にゃぽん
日帝
にゃぽん
これはダメだ
私はエンジンをかけた
すると、先ほどはかからなかったエンジンがかかった
日帝
日本
にゃぽん
私は車を飛ばし、その場を後にした
日帝
日本
日本
にゃぽん
日本
にゃぽん
日帝
日帝
日本
ドンドンドン
日帝
日本
にゃぽん
ガチャ…
住職
住職
日帝
住職
住職らしき人物にそう説明すると、住職は残念そうな顔をして中に入れてくれた
困惑する日本と共に中へ入ると、にゃぽんは奥に連れて行かれた
日本
日帝
日帝
日本
日帝
日本
重い空気の中、住職が戻ってきた
住職
日帝
住職
日本
不安そうな顔で質問する日本 私も気になっていたことだ
住職
住職
曰く、私が見た白い化け物は山ノ怪と書いて『ヤマノケ』というそうだ
ヤマノケはその名の通り山に住み、女のみに憑くのだという
ヤマノケに憑かれて49日が経つと、一生あのまま、正気に戻ることはないそうだ
住職はできる限りの努力をすると言うが、娘は1週間が経っても元には戻っていない
日帝
日帝
日帝
思い出すのは後悔ばかり
唯一無二の友であり、家族であった海軍の娘をこんな目に遭わせるなんて
あの子の育ての親として失格だ
日帝
日本も塞ぎ込んでしまい、いつも以上に眠れない日々を過ごしている
日帝
にゃぽん
にゃぽんはあの日以来、この言葉を呟き続けている
住職曰く、「転」「操」「滅」であると言われているそうだが…
日帝
住職
日帝
住職
住職
遠回しに、にゃぽんは諦めろと言われているのか
日帝
日帝
住職
住職
あぁ、その通りだ
あんな化け物がいるとは知らなかった
しかし、そんなことで片付けられないのだ
にゃぽん
私も疲れているのだろう、今日は軍服ですらなかった
テン、ソウ、メツ
にゃぽんのものではない低い声が、私の耳元で聞こえた
………ん
誰かの声が聞こえる
…ぅ…さん
私は何をしていたんだったか…
にゃぽんの見舞いに来て…そうだ、にゃぽんと目が合った瞬間に…
と…さん…!
待ってくれ、私は今考え事を…
父さん!!!!!
日帝
にゃぽん
日本
日帝
住職
私は布団の上に寝かされていた
どうやら倒れていたようだ
日帝
住職
住職
にゃぽん
日帝
日本
不気味な笑みを浮かべていないにゃぽんを見たのは、一ヶ月ぶりだ
日帝
ギュッ
にゃぽん
にゃぽん
にゃぽん
日本
日帝
にゃぽん
私と日本は、らしくもなく泣いてしまうほどに憔悴していたようだ
にゃぽん
日本
日帝
住職
住職
住職
にゃぽん
両手でピースをするにゃぽん もうすっかりいつものこの子だ
日帝
日帝
日本
その日は皆で、約束していた焼肉を食べた
電気もつけない薄暗い部屋に、1人の男が座っている
ナチ
男はニヤリと笑った
ナチ
ナチ
ナチ
男は不気味な笑い声をあげ、暗い地下室へ消えていった