雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
縛られるのが嫌いだった
自由になりたかった
理由なんて単純で
そんなの可笑しいと思うことを平気でやらせてきたから
ただそれだけ
俺は元々、王族として生まれた
兄弟はいなくて、将来有望な第一王子として頑張っていた
自分たちは俺の事を縛るくせして
俺の言う事は何を言っても、聞いてくれなかった
例えば
「お父様。必ずしも、捕まえた捕虜を殺さないといけないんですか?」
「生かす法方は、無いのですか?」
と聞いた時、「うるさい!口答えするな!」と、暴力を受けた
俺は、そのまま王になった
正直、とてもつまらなかった
やれと言われたことだけをして
自由なんてなくて
王族の生活の中で笑えたことなんて一度もなかった
そんな毎日の繰り返し
正直、死んでしまおうと考えることもあった
そんなあるとき
俺は国から逃げ出した
こんなの自分らしくない。でも、ただひたすらに逃げた
でも、体力の限界が来て
どこかの山の中で倒れた
目覚めると、桃色の目をした、自分より年下の男の子がいた
誰だと聞こうとすると、口を塞がれた
少年
そう、小声で言われた。その後
???
???
直感だったが、理解した
自分が狙われているのだと
ガタッ
???
やってしまった。俺が音を鳴らしてしまった
そんなことを考えてる内も、俺のことを狙ってるであろう奴の足音が近づいてくる
年齢によっては勝てると思った自分が馬鹿だった
そいつは、明らかに年下だったが、俺の事を蹴り飛ばしてきた
しかも、俺はそれに気付かなかった
少年
そういって、少年はどこからか刀を出した
その後、そいつに切りかかった
だが、見えてしまった。敵が一人じゃないのが
グルッペン
そう、無意識に叫んでしまった
だが、予想を反する出来事があった
グチャッ
そんな音と同時に、桃色の少年に襲い掛かった奴らが動かなくなる
俺はただ、驚愕しかできなかった
こんな小さな少年が、大人数相手に勝ったのだから。誰でもそうなるだろう
少年
グルッペン
少年
グルッペン
少年
それだけ返して、少年は黙りこくってしまった
グルッペン
やっと声が出たのは、その出来事から30分後くらいだろうか
少年
グルッペン
少年
グルッペン
また沈黙が訪れる。この空間は結構いづらい
少年
そんなことを考えていると、少年の方から話しかけて来た
グルッペン
少年
グルッペン
少年
グルッペン
少年
グルッペン
少年
グルッペン
家を飛び出してしまったからな
どうしようか
少年
少年
グルッペン
少年
グルッペン
少年
グルッペン
それからしばらくして、資金も集まり今日は自軍を作る日
資金を集めるのは苦労はしなかった
だが、これから軍を少しづつ大きくするのが難しいから気を付けて
とだけ言われた
そして最後に、初めて、名前を聞いた
グルッペン
少年
グルッペン
少年
グルッペン
少年
グルッペン
少年
ロボロ
グルッペン
ロボロ
ロボロ
グルッペン
ロボロ
グルッペン
グルッペン
ロボロ
少年は、「また」とは言ってくれなかった
その後、どんどん勢力を伸ばし、俺は総統として自由に生きている
それが、今のこの我々だ軍
グルッペン
グルッペン
何故そんな話をしていたか、それは
ショッピ
チーノ
グルッペン
この後輩組の二人に聞かせてくれと言われたからだ
ロボロ
グルッペン
ロボロ
グルッペン
ロボロ
今、こんな他愛のない話をして、自由になれている
この瞬間が俺は好きだ
雪(みだいふく)
雪(みだいふく)
コメント
3件
グルさん暴力受けてたの!?グルさんが親〆いいですか?