テラーノベル
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そうして夜が明けた。
□
いつもの朝のように淡々と告げられた余命宣告。 もう誰も何も言わなかった。
案内されたのは真っ白な部屋。 広い空間に数字が書かれたベストだけが並んでいる。
□
右手
右手
千ト
右手は一瞬目を見開いた。 その考え方はよくわからない、とでも言いたげな表情。
右手
真ん中を選択、右手の次に千トという順になった。
一方
雷夏
恵吾
いくら雷夏でもこのゲームは命がかかっている。 “運” “直感” 普通そんなもので生死を決めることはない。
雷夏
そう言いながら彼は千トの少し後を選んだ。
恵吾
言い返す言葉もない。恵吾は唇を噛んで雷夏の次を選択した。
瑠衣
こちらは希望を捨てていない。 恵吾の後を選んだ。
まどか
瑠衣とは真逆、もう希望も何もかも彼は捨ててしまっていた。 何度も脳内に親友の死に際が蘇る。 そんな彼は1番最後を選択した。
光士郎
自嘲気味に笑って瑠衣の次を選択した。
大地
そう零して大地は光士郎の次を選んだ。
順番はこうだ 【前半】 一般参加者のみ→ 【中盤】 一般参加者数名→右手→千ト→一般参加者大勢→ 【後半】 雷夏→恵吾→瑠衣→光士郎→大地→まどか
□
□
タイマーが起動した。
一般参加者が怯えながらも次々と渡っていく。 まだ、誰一人成功していなかった。 そうして右手の番が来た。
右手
順調。 しかし 彼は半分ほど進んだ所で一度振り返った。 後ろには自分が踏んだガラスを震えながら渡る愛しの探偵がいる。
右手
千ト
右手
感謝を述べるわけでもなく、 生きてほしい、と伝えたりするわけでもなく。 彼は初めて 生まれて初めてのただひとつも偽りのない微笑みを浮かべてみせた。
次の、瞬間。
ガシャンッッ!
千ト
幼い探偵の叫び声が響く。 星喰右手。 彼もまた、勘が良かった。 わかった。 わかってしまったんだ。 次に命を落とすのは、自分だと。
アナウンス
数秒間の沈黙。 誰も何が起こったかわかっていなかった。
千ト
千ト
千ト
彼は泣いていたがほんの少し笑って呟いた。
千ト
ゆっくり前へ前へ足を進める。 足はガラスを踏まない。 虚空に足を置き 下へ下へ落ちていった。
アナウンス
瑠衣
その後も誰1人クリアできていなかった。 まだ3分の1ほどガラスがどちらも割れていない。 誰も到達していない。
雷夏
そう言って軽やかに正解のガラスの上を飛び跳ねて進んでいく後ろ姿。 それは完全に怪盗のそれだった。 悪は悪で制す、仲間思いの明るい怪盗。
しかし、流れるように進んでいたのは途中までだった。 残り1枚の所で立ち止まる。
脳裏には色々な結人が散らつく。
彼は知っていた。 結人はひとりでは生きていけない事を。
そうして見え見えな嘘を吐いたのだ。
雷夏
それは誰が聞いてもわかるような棒読みだった。
恵吾
雷夏が踏んでいたガラスをすぐ後ろで踏んできた恵吾。 彼はどうしても雷夏が正解の道を示したようにしか見えなかった。 そこで初めて、雷夏も踏んでいない道を選んだ。
アナウンス
今回の参加者の中では1番最初の成功者となった。
それからは簡単な話だ。
次々と正解の道を渡っていく。 物怪瑠衣、花散光士郎、天命大地。 タイムリミットはもうすぐだ。
まどか
大地
少し前で血相を変えて叫ぶ天命大地。 まどかは彼の目を見て、目を逸らした。
まどか
この瞬間 前を見て走っていた天命大地は大きな音に驚き振り返り、目を見開くことになる。 今最も聞きたくなくて、 成功者がいる今聞く可能性がないに等しかった音。
死の音
大地
記憶の天才・恵美まどか。 彼はどちらも割れていなかったガラスの 間違いに“自ら”足を運んだのだった。
何故?どうして? 彼なら正解のガラスを記憶していたはずだ。
そして、大切な幼馴染の死も 顔見知りの死も 記憶していた。
もうとっくに、彼は限界を迎えていたのだった。
アナウンス
アナウンス
残り一般参加者 0/438人 残りハンドレ参加者 4/18人 生き残り 物怪瑠衣 天命大地 花散光士郎 鎧衣塚恵吾
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地上からの声 \017番脱落/
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コメント
7件
初コメ失礼します!神作!!脱落者がかなり多い…続きが楽しみです♪楽しみに待ってます!
一気見しました!この作品を見た時まじ運命感じちゃいました(?) 雷夏くん流石すぎる…雷夏くんがいたら心強い💪😭あんなに人数がいたのにもう4人しか残ってないって…どんだけ鬼畜なゲームだよッッ😭 今の所スネイクピットが1番感動してます🥺マジでこんな神作品作ってくれてありがとうございます!続き待ってます!
2グループいなくなっちゃったт ̫ т みんなに会えたかな?