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大好きな君の笑顔には 色々な感情が隠れている。
楽しい
嬉しい
悲しい
怒り
君は色々な時に笑う。
それは最期のときも一緒で。
病室で息を引き取る時まで笑顔だった
あの時の感情は
「悲しい」
「悔しい」
叶音
でもその感情を誤魔化して
叶音
僕とずっと話していた。
叶音
ずっと
叶音
ずっと
叶音
笑っている君が大好きで。
叶音
僕のそばで今も眠っている
叶音
君を見ると涙が毀れる。
叶音
僕の気持ちに同情してくれたのか、
叶音
外では雨音が響く。
叶音
僕の前で1度涙を見せた君は
叶音
頑張って笑おうとしていた。
莉依
私病気になっちゃった。
莉依
あの約束守れなくてごめんなさい。
叶音
僕は頑張って笑おうとした。
叶音
君がそれを望んでいるから。
叶音
そして君の病気はどんどんどんどん悪化。
叶音
苦しいだろうに。
叶音
泣きたいだろうに。
叶音
いつも笑顔だった。
叶音
見てられなかった。
叶音
たまにはないたっていいのに。
叶音
弱さを見せたっていいのに。
叶音
君は笑顔しか見せない。
叶音
僕は笑ってる君も
叶音
泣いてる君も
叶音
怒ってる君も
叶音
どんな君でも僕は大好きです。
叶音
愛しています。
叶音
また来世で会おうね。
莉依
ありがとう…
叶音
そう声が聞こえた気がした。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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