2024年 夏の終わり
YouTuberという職業である俺達は、デスマーチだったり、コラボだったり、大型企画だったりと…それはそれは忙しい日々を送っていた。
そんな夏の地獄のスケジュールにも一段落がつき、俺達はつかの間の休息を楽しんでいた。
今日は、6人集まってのお疲れ会だ。
シルク
ンダホ
マサイ
ダーマ
ザカオ
モトキ
ンダホ
ザカオ
夏の終わりに行われる恒例行事だが、メンバーは想像以上にはしゃぎ倒している。流石4億の達成感、と言ったところか。実の所、俺もすごく楽しみにしていた。
モトキ
ンダホ
ダーマ
ザカオ
ダーマ
シルク
モトキ
ンダホ
モトキ
シルク
ダーマ
ザカオ
ンダホ
マサイ
そう言いマサイが持ってきたのは、従来の某ゲーム機とは異なった小型の機械だ。見た目は、小さいプロジェクターとコントローラーが装備されている箱みたいだな。
ザカオ
ダーマ
シルク
モトキ
マサイ
ここに機械オタクがいるのをお忘れか…?みたいな顔してやがる。
マサイは機材などに詳しく、撮影や編集などで支えてくれる、言うなら「縁の下の力持ち」と言うやつだ。
そんなマサイは、最近世間で話題になりつつある…なんだっけ、『原子組み替え型化学工業』というやつに興味津々なのだ。
この小型の機械も、この原子なんたらに分類される、最新機種のゲーム機だ。プロジェクターをONにすると、空中に画面が映し出されるのだ。電気は消さないといけないが、スクリーンが必要ないのが、従来のプロジェクターと違うところだ。
あー、これはガジェットマサイの長い説明が始まるやつに違いない。
マサイ
マサイ
マサイ
マサイ
ザカオ
ンダホ
モトキ
マサイ
うん。全然着いてけねぇ。てか、マサイ「危惧」って言葉使えたんだ。
モトキ
ンダホ
ザカオ
ダーマ
ザカオ
モトキ
マサイ
その後もマサイの説明は長く続いた…。これでも「ざっくり」なんか言うもんだから、マサイの機械に対する探究心は本当に驚く。ちなみに、なぜ義務教育化されているかと言うと、戦争が起こった時に使えるように…らしい。
しばらくビールを飲みながら聞き流していると、ようやく部屋は静かになった。多分ね、40分は話してた。途中から相手にされてなかったけど、語ってた本人は満足そうだからいいや
シルク
ンダホ
そう言い、プロジェクターを起動させると、部屋にゲーム機の画面が浮かび上がった。
モトキ
マサイ
ダーマ
ザカオ
ンダホ
シルク
ダーマ
マサイ
ダーマ
シルク
ゲームを立ち上げたはいいものの、何かがおかしい。画面が真っ白になってて、電源ボタンを連打しても何も反応しない。なので再起動することもできない。まさか、ソフトとプロジェクターの相性が最悪だったとか?ソフトを抜こうとしても微動だにしない。なんだこれ…硬ぇ!
シルク
モトキ
マサイ
ザカオ
だんだんゲーム機が熱くなってきて、持っていられず思わず落としてしまった
マサイ
シルク
その瞬間、眩しい光に包まれた
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
俺の意識は、そこで途絶えてしまった。
シルク
シルク
シルク
シルク
シルク
続く…
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