テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
まりあとりとが話している間あらたは近くのビルで身を隠していた
あらた
あらた
母さん
あらた
これは俺が9歳の時の話
女1人で育ててくれた母親との最後の日の出来事
母さん
あらた
母さん
母さんは俺の腕を掴み裏口を出た
街の人A
あらた
あらた
母さん
季節は秋、夜は少し肌寒く街は悲鳴が鳴り響いていた
お隣の人や同じ学校の友達もみんな山に向かって必死に走っていた
あらた
母さん
あらた
母さんは街の方を向いた俺もつられてみると
あらた
街は真っ赤に燃え上がりみんなこちらに避難してくるのが見えた
母さん
あらた
母さん
あらた
街の人B
俺たちの話を聞いた人が悔しそうな顔でおしてえてくれた
あらた
母さん
あらた
母さん
あらた
街の人B
あらた
母さん
母さん
母さんは笑って話してくれたが涙目で悲しそうだった
あらた
街の人A
街の方から足をもたつかせながら大声で叫んでいた
街の人B
街の人A
バンッ!
大きな銃声が鳴り響いた
???
街の人B
???
20歳ぐらいの若い男の人でスーツを着て片手にはピストルを持ちさっきの女の人を殺した人だった
母さん
あらた
紀田
紀田の後ろにはたくさんの人がいて皆、銃を持っていた
紀田
街の人B
紀田
母さん
すると俺の後ろいた人や木の陰に隠れていた人たちが出できて声を揃えて叫んだ
紀田
紀田
紀田は後ろの人たちに合図を送り戸惑いもなくこちらに発砲してきた
街の人B
母さん
俺は無我夢中で走った周りの人はばたばたと倒れていった
母さん
あらた
母さんは左足を撃たれていた
母さん
あらた
母さん
あらた
母さん
あらた
母さん
母さんは俺の胸にあるファイルを渡してきた
母さん
あらた
母さん
母さんは俺にかぶさり地面に倒れた
あらた
母さん
俺は首を振った
母さん
俺は母さんの手のあたりから起き上がり母さんを見る!
あらた
母さん
あらた
母さん
あらた
そこで息を引き取った
前からはどんどん攻めてくる紀田達
殺されていく街の人達
あらた
俺は必死に走り続けた
秋の夜は霧が出やすく俺は生き延びた
あらた
あらた
俺はこのまま逃げればいいのにまりかがまた、りとといるのでは考え足を動かしていた
あらた
あらたは駆け足でまりあの所に向かった
ビルとビルの間でコンクートの地面は足音がよく響いた
あらた
まりあ
やば、なにも考えずにきてしまった
あらた
まりあ
まりあ、お前なにか気づいたのか
仲間A
まりあ
仲間A
仲間Aとまりあは2人で話始めた
俺は窓際に行って下を見たがりとはいなかった
まりあ
仲間A
あらた
やはり、違和感はあったんだなまりあ、君はよく見ているな
仲間A
ここで俺にフルか?こんなやり方ではしないことを強調して説明しないとな
あらた
仲間A
まりあ
仲間A
あらた
どういうことだ、あの場にりとがいたのか?まさか、見ていてまりあに言ったのか?
仲間A
あらた
まりあは説明してくれたが多分俺を疑っている
あいつの言葉を信じたのか?お前の父親を殺した奴だぞ
まりあお前…りとのこと
すず
すず
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!