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新学早々気が重い。
毎年毎年クラスを変えるなんておかしい
たかだか3年なのに変える必要なんかないと思う
それで騒いでる奴らもうるさくて仕方がない
新しいクラス分けに気持ちはどんどんと沈んでいく。
青
僕はでかく、深い溜め息をついた
黄
青
黄
黄
青
青
黄
青
別に意地を張っているわけではないのにと思いながら話を流す
黄
黄
青
モブ女
黄
モブ女
学校に到着するやいなや声をかけられまくる黄くん
その全員の名前をご丁寧に覚えているようで。
モブ女
あーあ、また始まった
黄くんの隣にいるといつもこうだ
こんなんだから人間と付き合いたいと思わない。
黄
黄
青
青
これ以上一緒にいるのは気が引ける
僕は黄くんを1人で行かせた
そうすると、モブ女たちがいまだと言わんばかりに黄くんの周りにひっつく
まるで鯉が餌に食いついているようだ
青
そうつぶやき、黄くんが帰ってくるのを待った
黄
帰ってきた黄くんの表情はお世辞でもいいとは言えなかった
まさかとは思うが、、いや、そのまさかかもしれない
黄
青
聞こえなかったので聞き直す
そうすると黄くんははっきりと言った
黄
ほんっと最悪な新学年だ
黄くんとクラスが分かれるだけでなく、南棟と北棟で分かれてしまった
僕の一年終わったな。なんて思いながら重い足を引きずって歩いていた
時間は止まることなく、ついに教室の前へとついてしまった
2年5組。今日から一年過ごすクラス、
地獄の一年間へと足を踏み入れようと扉を開いた
ザワザワ……
青
なんて思いつつ、黒板の前へ行く
知らない名前ばかりの座席表から自分の名前を見つけ出し、席へついた
ついていない日というのは本当についていないようだ
青
なぜクラスのど真ん中の席なんだろうか
意味がわからない
青
桃
青
青
急に話しかけられた
誰だこいつ
桃
なんで自分で理解してないのか僕は理解できない
桃
青
え、それだけで話しかけてくんの?
桃
勝手に話振って勝手に終わる
嫌いなタイプでしかない
桃
桃
青
桃
青
桃
青
僕は桃とかいうやつに聞かれないよう小さく溜め息をついた