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待って神作品なのにコメントしてなかった☆
うん。これは神作品以外の何物でもない
続き楽しみにしてます!これ絶対面白い
25XX年
双葉
葛葉
叶
嗚呼、痛いなぁ .
徐々に感覚が なくなっていく身体
皆が去った後
地面に座り込み
壁に寄りかかった
過去に戻りたい .
こうなる前に戻りたい .
頭から
血が溢れる
そこで私の意識は
途絶えた .
時計の針の音と
鼓動の音が
はっきりと聞こえた .
穴のようなモノに
落ちる感覚 .
ぐるぐる
落ちきったであろう
時に
目が覚めた .
覚めて広がるのは
全く知らない部屋 .
起き上がって
あたりを見渡す
手元にあったスマホを
見ると
携帯の画面は
今日が
2023年 8月1日 水曜日
である事を
告げていた .
ゑ
双葉
私が叫ぶと同時に
ドタバタと
階段を 駆け上がる音がして
勢いよく
ドアが開けられた .
不破湊
双葉
ドアが開いて
入ってきたのは
湊君だった .
不破湊
少し背が高くて 大人っぽい
けど ,
顔も声も何もかも
同じで変わっていない .
不破湊
双葉
私の瞳に映るのは
昔みたいに
優しい湊君だった .
嬉しくて涙が溢れる .
双葉
双葉
不破湊
不破湊
湊君は
私をギュッと抱きしめて
背中を 優しくさすってくれる .
私も思わず 抱きしめ返した .
三枝明那
三枝明那
三枝明那
葛葉
不破湊
開いたドアから
顔を覗かせたのは
明那君で ,
湊君同様
何も変わってなくて
双葉
三枝明那
葛葉
双葉
また更に
涙が溢れては零れた .
黛灰
黛灰
不破湊
三枝明那
黛灰
黛灰
みんな
叶
叶
三枝明那
不破湊
2人が
誤解を解こうと
必死に
弁解している間も
私は
声が枯れるまで
泣き続けた .