ビーム

「責め恋」政宗一臣先生Ver.

『「責め恋」美形な医師は、サディスティックに迫る』政宗先生目線のサイドストーリーです。

彼目線は、本編とシンクロしているので、読み合わせてみると、政宗先生と智香との互いの気持ちの違いがよりわかるようになっています。

またラストの番外編は、時系列順ではこちらのエピソードが先になる形になっています。

本編に沿って別視点から綴るストーリーで、あの場面では実はこう考えていたのかなど…見えてくる政宗先生サイドの思いや感情の移り変わりを、改めて愉しんでいただけたらと思います。

政略奪結婚　〜姉の身代わりのはずが、何故かイケメン御曹司に溺愛されています？〜

社長令嬢とはいえ愛人の娘である麗は、下劣な手段で財を成した老人と政略結婚をするはずだった。
　だが、実際の結婚相手は、麗を妹分として可愛がってくれていた明彦だった。
　誰もが認めるイケメンで、何をさせても優秀でスマート、更に家柄までもいい明彦と、とてもではないが釣り合わない麗。
　お飾りの妻だろうと高を括っていた麗に、明彦は好きだと言いだして？

表紙はミカスケ様のフリーイラストをお借りしています。
http://misoko.net/

若き覇王に、甘くときめく恋を

久我　貴仁（くが　たかひと）27歳

家電事業を筆頭に、多くの企業を傘下に持つ巨大企業グループKOOGA（クーガ）の、二代目御曹司

草凪　彩花（くさなぎ　さやか）24歳

オリジナルブランドの香水専門ショップを経営する会社KATZE（カッチェ）の、社長の一人娘


旧知の仲の父親同士の口約束から、唐突に貴仁との結婚を求められた彩花だったが、初めて会った彼は外見こそ素敵だったものの、言動は素っ気ない上に冷ややかで、まるで価値観は合わないように思えた。

彩花は彼の言動に辟易してしまい、結婚などできるわけもないと思うのだが、彼の方はどう思っているのかその後も誘いをかけてきて、ぎくしゃくとした付き合いが続いていく。

なかなか擦り合わせられない微妙な距離間の二人の関係は、果たしてどうなっていくのか……。