太陽
はぁ……
俺はこれから一体
どんな顔で亜美を見ればいいんだろう。
あんなこと聞いたら
亜美の顔を見れない
太陽
っ____
家に帰ってから
涙が止まらなかった
でも俺は明日亜美ときちんと話そうと思い
病院に行くことにした
ついさっきの出来事だ。
俺が亜美の病室を出た後
医師の人や看護師の人が沢山
亜美の病室に入っていった
俺はダメだと思いながら
扉に耳を傾け盗み聞きをしてしまった
医師
亜美ちゃん、調子はどう?
亜美
_____。
医師
寝てる…
看護師
手術が沢山あって疲れたんでしょう、そっとしてあげましょう。
医師
…あと、3ヶ月って所かもしれない…
太陽
((…さんか…げつ?
看護師
……私たちは何もしてあげられない…っ
医師
できる限りの事はする
太陽
((…どういうこと…だよ
医師
今日親御さんが来るらしいから…伝えなきゃならない…
看護師
…そんなこと…できませんよ…っ
看護師
余命宣告するなんて…っ
看護師
辛すぎます…
医師
全力を尽くそう…
看護師
はい…
そういった後医師や看護師たちは部屋を出ていった
俺は走って家に帰った
今日は土曜日
学校も休みなので俺は亜美に話をしに行こうと思った
太陽
いってきまーす…
俺は重い足取りで亜美のいる病院へと向かった
亜美の親
…そんなっ…
亜美の親
先生は助けてくれないんですか!?
看護師
できる限りの事はします…
医師
我々も最善を尽くします…
亜美の親
最善じゃダメなのよ!?
亜美の親
助けてくれなきゃ…!あと3ヶ月なんて酷すぎる…
亜美
お母さん、もうやめて…
亜美
先生たちも私を助けようと頑張ってくれてるの
亜美
私は、逆にあと3ヶ月も生きさせてもらえてうれしいよ?
亜美の親
亜美…
亜美の親
…ごめんね、一旦帰る…
亜美
うん、また後でね
医師
失礼しました
そして亜美の病室から
全員いなくなり亜美だけになったのを見て
俺はドアを叩いた
亜美
はーい
太陽
…
亜美
…太陽くん?
亜美
もう来ないでって…言ったよね?
太陽
…全部知ってる
太陽
亜美の病気のことも
太陽
後何ヶ月生きられるのかも
亜美
……じゃあ尚更来ないでよ…っ
太陽
好きだ。
太陽
亜美がずっと好きだ。
亜美
やめてよ…
もう気持ちが溢れ出て止まらなかった
太陽
亜美と一緒に病気と戦う
太陽
ずっと隣にいる
亜美
______っ。
バレてしまった
病気のことも
あと何ヶ月生きていられるのかも
太陽
好きだ。
太陽
ずっと亜美が好きだ。
私も
言いたくても言えない
くるしい
つらいよ
亜美
やめてよ…
太陽
亜美と一緒に病気と戦う
太陽
ずっと隣にいるから
気づいたら泣いていた
私がずっと聞きたかった言葉
亜美
______っ。
太陽
1人にさせてごめん…
太陽くんが悪くないのに
優しく抱きしめてくれる
太陽くんの腕の中は
どこか懐かしくて
温かくて
安心した
そして私たちは付き合うことになった
乃愛
3話ではたくさんのいいねありがとうございます!😉
乃愛
いつも、3話の時のように
乃愛
いいねが多いストーリーを作れたらなと思います!
乃愛
いいね沢山お願いします!







