さっきから、桃にぃのスマホから次々とLINEがくる。
青
......
ふとLINEを見てみると、
|阿良さん|
という名前であった。多分、あの時電話してた時の相手だろう
9:11 桃くん今日会えるよね?
9:11 今日は凄くいい事してあげるから、早めに会わないっ?
9:13 ねぇ、桃くんどうして既読付けてくれないの?
9:13 お金あげるからさ、ね?
応答なし
応答なし
気持ち悪い、
金で吊りやがってッ
桃
青ッ..LINE、見たの...?
青
あ、、うんッ...ごめんなさい
桃
......
僕が謝ると、桃にぃはスマホに顔を向けた。
9:15 今日は返信遅れてごめんなさいっ、!!少し寝てしまって気が付きませんでした、ごめんなさい..
9:15 返信遅くてちょっとびっくりしたよ~!!○○×××__ホテルで待ってるね♡
9:16 分かりましたっ、!!すぐ行きますね
と返信をしている所が見えた。
ホテルって..怪しすぎ、ッ
これはヤバいの確定ー....、
桃
俺..行かなくちゃ、ッ
青
行かないでッ...!!
僕は、ソファから立ち上がる桃にぃの手を握った。
桃
...青ッ
青
ねぇ..桃にぃ、
青
僕のためにどうしてそんなに頑張ってくれるの....っ?
桃
頑張らないと、青のためになら無いでしょッ....ニコッ
ニコッと桃にぃは笑って、若干体を震わせていた。
青
.....そういうとこ、ッ
桃
ぇ..?
青
作り笑いなんかしてッ..
青
ほんとは辛いんでしょっ、、?
桃
なんでッ..
青
僕には分かるよッ。ニコッ
青
僕の前では笑って裏では泣いてること、全部知ってる..。サスサス
青
辛いこと、全部僕に吐き出していいんだよ。サスサス
桃
ぉ..れッ...ポロッポロッ
相当、涙を溜め込んでいたのだろうか大粒の涙を流している。
青
..大丈夫、ニコッ
僕はそっと桃にぃを抱きしめて、手で体を覆った。
青
僕達兄弟なんだからっ。
青
弟に頼ってもいいんだよ、ニコッ
桃
青ぉッ...ポロッギュッ
青
うわぁっ...ッ!!ドサッ
桃にぃを押し倒されぎゅっと、抱きしめられた。
青
.....、ニコッ
青
もぅ...大きい赤ちゃんみたい、っ笑
ご閲覧ありがとうございました!!
昨日投稿させて頂いた1話1000いいねと💬ありがとうございました~߹~߹
そして、フォロワー様が20人!!🙇♀️
どちらも嬉しい限りです!߹-߹
今回は短めだったのですが、次回からはend近いので長めに書こうと思っています!!💪✨
タップお疲れ様でした、!!次回も楽しみしててください~!