/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
道を歩いていると
柊木 美咲
♪。.:＊・゜♪。.:(鼻歌)
柊木 美咲
柊木 美咲
(んっ…？)
柊木 美咲
(あっちから何か声が聞こえる…)
柊木 美咲
(ちょっとだけ覗いてみようかな)
チラッ
長野 姫子
凛くん！
長野 姫子
ホントに…ここまで来て貰ってごめんね
川島 凛
別に…
川島 凛
(俺もこっちに来る予定だったし…)
柊木 美咲
(あっ、長野先輩と凛…)
柊木 美咲
(もしかして…長野先輩が凛に告白？！)
柊木 美咲
(あの学校1美女で有名な長野先輩が？！)
柊木 美咲
(しかも…彼女持ちの凛になんて)
柊木 美咲
(まぁ彼女は私なんだけど…)
柊木 美咲
(それにしても、やっぱり凛はモテるなぁ)
柊木 美咲
(なんか…嫉妬しちゃう)
長野 姫子
あのね、凛くんが彼女持ちってことは知ってるんだ
長野 姫子
美咲ちゃん…だよね？
長野 姫子
けど…やっぱり好きって気持ちは抑えられなくて
長野 姫子
私、やっぱり凛くんが好きなの！
長野 姫子
お願いです！美咲ちゃんと別れて私と付き合って下さい！
川島 凛
無理
柊木 美咲
(そ、即答！)
長野 姫子
えっ
長野 姫子
長野 姫子
美咲ちゃんなんて…凛くんホントは幼馴染としか思ってないでしょ？
長野 姫子
しかも美咲ちゃんよりも私の方が凛くんのこと幸せに出来るし
長野 姫子
私の方が可愛いよ…？
柊木 美咲
(それ…自分で言っちゃうんだ)
柊木 美咲
(まぁ…可愛いのは確かだけど)
川島 凛
で？
長野 姫子
「で？」って言われても…
川島 凛
用が無いなら帰る。またね
タッ(歩いていく)
長野 姫子
あっ…凛くん
長野 姫子
柊木 美咲
(相変わらず、凛は他の人には塩だなぁ)
柊木 美咲
(私の前ではまるで別人みたい)
美咲の家にて
美咲は料理を作っている
凛は、美咲の家に毎日寄っていく
凛は、美咲の真横で料理を作っているのを見ている。
柊木 美咲
な、何なのそんなに見つめて…
川島 凛
別に〜♪
川島 凛
ただ可愛いな〜って思って
柊木 美咲
もー。すぐそうやって可愛いとか言い出す〜
川島 凛
だってホントのことだよー？
柊木 美咲
柊木 美咲
あっ、そういえば
柊木 美咲
帰り道凛告白されてたね
川島 凛
えっ、見てたの？！
柊木 美咲
うん…丁度声がしてね
柊木 美咲
確か…長野先輩だっけ？
川島 凛
うん！
柊木 美咲
へぇ〜、あんな可愛い先輩に告白されたのに断って良かったの？
川島 凛
な、なに言ってるの？！
川島 凛
俺には美咲しか居ないよ
川島 凛
てか…もしかして嫉妬してる？
柊木 美咲
…別に
川島 凛
あ〜、嫉妬してんだー
川島 凛
かーわいっ
凛は後ろからハグをしてきた
柊木 美咲
えっ、ちょ
柊木 美咲
やりにくいって
川島 凛
いいじゃん
川島 凛
てか彼氏が告白されて嫉妬ってなに？
川島 凛
…可愛すぎんだろ
柊木 美咲
柊木 美咲
凛ってさー
川島 凛
ん？
柊木 美咲
私の前だと態度違うよね
柊木 美咲
ものすごーくデレデレ
川島 凛
えー、だって
川島 凛
美咲以外の女に興味ないし
川島 凛
美咲と出会ってしまった限り美咲しか見れないし
川島 凛
てかホントに美咲と付き合えて良かった
川島 凛
今じゃ、俺が告白したかったな
川島 凛
でもなでもな
川島 凛
美咲に告白されたとき
川島 凛
死ぬかと思った
柊木 美咲
なんで？
川島 凛
え？
川島 凛
嬉しすぎてに決まってんじゃん
川島 凛
俺達幼馴染だったから
川島 凛
てっきり仲の良い男友達的な感じで思われてると思ってたけど
川島 凛
両思いで
川島 凛
付き合えて
川島 凛
死ぬかと思った
柊木 美咲
(皆の前ではつんつんしてて)
柊木 美咲
(私だけにはデレデレで)
柊木 美咲
(たまにかっこいいこと言ってきて)
柊木 美咲
(ほんと…)
柊木 美咲
(好きが溢れて困っちゃうよ)
川島 凛
今日はなんか
川島 凛
嫉妬してるお前が可愛すぎて
川島 凛
帰りたくありません
川島 凛
泊まっても良いですかー？
柊木 美咲
今日はまだ火曜日だからダーメ
柊木 美咲
せめて金曜日にしてー！
川島 凛
は〜い
川島 凛
また来ま〜す
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
